見出し画像

合気道初心者が受けで気を付けるべきこと

合気道初心者であれば、まだまだよく分からないことが多いと思いますが、合気道は技をかけるだけでなく、「受け」も大事になります。

しかし「受け」とはどういうものかも、最初は分かりにくいと思うので、初心者が「受け」について、気を付けておくべきことについて説明します。


・力を入れて手首を持たない

特別に指示がなければ、受けで手首を取るときに、力を入れて持たないようにします。力んで持ったりすると、受けが上手に取れなくなったりするためです。またその技に合っていない受けにもなってしまいます。

合気道の受けは、手首を持ちさえすればなんでもいいものではなく、技に合わせた受けを取る必要があるのです。


・手首を離さないように持つ


手首を持った時、力を入れて腕が固まっていたり、棒立ちになっていては、相手が動いたときに、腰が引けたり、手が外れてしまいます。そうではなく、手が離れない様に持つのが受けです。

たとえば転換動作でも、相手が転換した時に、突っ立ったままで、指で持っているような感じでは、受けになっていません。

受けは腕を固めず、相手の動きに合わせられるよう柔らかくする。棒立ちにならない。密着させたまま、離さないように気を付ける。

これらを意識していると、段々上達していきます。


・突き、正面打ちを行う際の注意

必ず相手の正面、中心に向かうようにします。これが当たりそうだと思うと、相手がいないようなところに打ちがちですが、それではまるで稽古になりません。

もし相手に当たりそうだと思うのであれば、軌道をずらすのではなく、寸止めで行うようにします。また早くスピードをつけて行ったりせず、ゆっくりでもいいので、正確に行うことです。


・受け身ができるレベルで力を出す

突きや正面打ちにしろ、手取りにしろ、スピードや力の入れ具合は、自分の受け身ができる範囲内で行います。

合気道の技は分かりやすく言えば、カウンターのようなもので、相手のスピードや力が強ければ強い程、それが跳ね返るので、強く行う程、受け身が危険になります。

技を覚えたりするにも、暫くの間は、ゆっくり行うのがいいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?