【東京_025】まずは自分からはじめよう

今日は読書タイム。
実は積読していた１冊をひっぱり出して、今回の長期滞在に持って来ていました。2016年に出版されているので、もう５年になるんですね。

幸せになる勇気

兎にも角にも、自分自身の心を客観的に捉えることの大切さを感じます。自分の無意識の衝動を他者を介して満たそうとする感覚は誰もがもっていると思うんです。

それを無意識にやっている人もいるし、自覚してやっている人もいる。でも、それだと関わる人同士で疲弊してしまったり、傷ついてしまったり、傷つけあってしまったりすると思うんです。

心を鍛えるというのは、目の前の現象に対して、自分自身の心の動きを捉え、自らの意志で解消していく、改善していくことだと思うのです。

ついつい誰かのせいにしたり、逃げてみたり、同じパターンに陥りがちな現象に対して、少しでも対応を変えていくこと、捉え方を変えていくことで、目の前の現象の捉え方が変わり、解決の糸口を見つけられるようになるものです。

今回、この本を読みながら、すぐに「自分」だけに意識が向いてしまう自分自身に対して嫌気がさしていましたが、自分の心のありかをしっかり捉えることで、「わたし」の視点から「わたしたち」への大きな視点へと拡大していくことを感じました。

「わたし」という存在を信じて心を開けば、この世界はもっと優しく、面白く、とても豊かなものだと思うのです。

どう捉えるのかは自分次第と言いますが、それは本当に事実。
だからこそ、その捉える自分の心の瞳を曇らせないようにすることが本当に大切だということ。

そして、自分自身が成長するための行動を選んでいけることが大切だと。そう改めて感じた１日でした。

本にあった一節。福音書を用いた言葉です。

「汝の隣人を、汝自らの如くに愛せよ」　ルカによる福音書

自分を愛することができなければ、他者を愛することもできない。
自分を信じることができなければ、他者を信じることもできない。

自分の目の前に広がる世界を、自分自身がどう捉えているのか。
目の前の人生をどう捉えていきたいかは、全部自分次第。

自分で創造していけるって、素敵ですよね！
ということで、今夜もライブ配信がんばりまーす。

恭子