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2022/8/10 米CPI!

Ken:前日、Softbank・東京エレクトロンが悪決算を発表したことで、日本株売りが先行しドル円・クロス円が軟調。日本のお盆休暇前で輸出企業の円買い観測もあり、ドル円は一時134.65lvlまで下落。また8月豪ウエストパック消費者信頼感指数が悪化し、豪円が一時93.90の安値をヒットしたこともドル円にはネガティブ材料。その後は、上海・ハンセン指数が買いに反転しプラス圏、連れて豪円が本日の下げ幅を全て取り戻すとドル円も135円台を回復。
欧米時間、欧州長期金利上昇を背景にユーロ買いが先行、一時1.0247lvlの高値をヒット。ただ重要経済指標がない中、米株価がポジション調整の売りが優勢になりユーロ円の上値が重く、連れてユーロが失速。
ドル円は135円を挟んでもみ合い、ユーロの上昇に連れ一時134.75lvlまで緩む場面がありましたが、米2年金利が堅調で135.10台に下値を切り上げ終了。
ポンドは軟調、ユーロに連れ一時1.2130lvlまで上昇、ただBOE副総裁のハト寄りのコメント、英政府が来年1月に計画停電を検討との報道を嫌気して1.2065lvlまで上値を切り下げた。
通貨強弱(24時間):スイス>ユーロ>米ドル>NZドル>ポンド>円>カナダ>豪ドル
株価は、前日に続き半導体売りが過熱、SOX指数が4.5%超下落し相場の重しに、3指数ともマイナス。
原油は、露国営パイプライン企業による東欧向けの原油供給停止発表を受け買いが先行、一方イラン核合意の再建協議の進展が上値を抑える要因となり、結局行って来い。
ポジションは、株価が軟調につき、ドル円ロングをNY引けで一旦135.15で利確。ポンドショート・ユーロスイスショートはキープ。

BOSS:為替界では資源国通貨やポンドが弱かったものの、円やEurは想定内のレンジで小動き。
ポジション:ドル円: 時間雲の上昇で134.70levのdipで買い。コアを残し、イントラデー分は135.10で利確。
Eur: 予定通り1.02台売り上がり。1.0250offerはhitしなかったものの、先程1.0215levで大半利確。極小ショートのみkeep。

Ken:さて本日ですが、7月中国CPI・PPI、7月米CPI、米10年債入札となります。
今週のメインイベント7月米CPIに注目。6月は発表前に米政府からインパクト軽減の理由からか事前リークがありましたが、今月はない。という事は予想通り or 弱い内容ではと推測。先週の米雇用統計後の動きの反動で、金利低下からドル売り優勢かもしれません。ただ高インフレ懸念は変わらず、FRB高官からのタカ派なコメントも予想されることから、ドル下値もサポートされると推測。おっと、NY引け後にブラード米セントルイス連銀総裁がまさに私の推測通りのコメントしてますね(明日のCPI総合は幾分和らぐ、コアに注目、インフレピークアウトは時期尚早、年末3.75-4.00%まで引き上げ)さあ、どうなるか…
戦略:ポンドショート【1.2205】ユーロスイスショート【0.9905】
・ドル円は小幅レンジ。21日線135.82レジスタンス、5日線134.64・雲134.25-131.68変わらず。ただ、現状時間足雲134.85-05もサポート要因になりますが20時間後には134.90-95lvlで急激に薄くなり下抜けされる可能性があるので要注意。全ては米CPI結果次第、弱い場合はどの程度緩むのか確認したいため、一旦SQで押し目買い待ち。
・ポンドは日足で上髭アゲイン、上値の重さは継続。転換線1.2148・雲下限1.2175がレジスタンス、下値基準線1.2027・21日線1.2053・直近安値1.2000がサポート派変わらず。欧州圏・英でのエネルギー供給逼迫~景気悪化懸念は根強く、ユーロ、ポンドとも下目線。現状のポンドショートについて、CPI後の株価動向を勘案し対ドル(株下落)・対豪ドル(株上昇)か迷っています。

BOSS:大注目の米CPI‼︎ 
原油価格が低迷しており、総合CPIは落ち着くが、コアにケア‼︎
セントルイス連銀ブラード氏は元々「鷹」ですが、昨年来、FOMCメンバーが「インフレは一時的」としていた時に、「一時的ちゃう‼︎ 早よ利上げせえやぁ‼︎」と予想を的中させた一人です。
その後の10年債入札も若干気になります。昨日の3年債入札はまずまず好調でした。
戦略:ドル円: 135円台を突破する再度上げ相場には米金利上昇が不可欠です。因みに、ほんの一部ですが、8月利上げサプライズを言う人も出てきたとか…‼︎⁇
ドル円根bull派にはオモローなネタです‼︎
とは言え、「為替はギャンブルでは無く、統計学」をmottoとしてるので現状ポジションはコアロングもパンパンにはしてません。
時間雲が134.85/05を分厚くサポートしてますが、Ken指摘の通り、明日のNYC後場には134.90levで捻れて、めちゃくちゃ薄くなります。何かを示唆しているのか‼︎⁇
少なめのコアロングをkeepしつつ、CPI次第ではbuy on rallyで参戦とします。総合のみならず、コアCPIも伸び悩み、米金利が低下する様ならコアの投げも検討。
Eur: 極小ショートのみkeep中。こちらも米金利動向次第。
Eurはショートカバー以外買う理由無しとの考えは全く変わってませんが、ショートが溜まっており、米CPI次第ではそのショートカバーが起こるやもしれないと思います。その際は、早めにポジションをcutし、今迄s/lポイントとしていた1.03mid抜けに溜まっているであろうs/lがtriggerされるのを待って再度売り参入を検討します。

Ken:了解です。では本日も頑張ります♪

BOSS:頑張りましょう^_^

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