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2021.8.12 中期のドル高シナリオ変わらず、短期のドル上昇の調整!

Ken:堅調な日経と時間外の米10年金利を横目にドル円は高値更新110.70lvl、ユーロは前日の安値近辺まで下落するものの、ユーロ円の買いもあり1.1720lvlで膠着。8月豪ウェストパック消費者信頼感指数が弱く豪ドルは下値トライ、上海・ハンセン指数が底堅く動きは限定的。欧州時間、時間外米10年金利が1.37%台に上昇したことでドル買いが先行しドル円は110.80lvlまで、ユーロもドル買いの流れに年初来の安値1.1700-05まで下落する展開。NY時間、注目の7月米CPIはコアが若干予想を下回り、“インフレ上昇は一過性”との見方が広がり、長期金利低下からドル売りが優勢になり、ドル円は110円ミドル割れ、ユーロは1.17ミドル近辺に値を戻す展開。また米10年債入札は好調で債券買いを受け金利は1.30台まで低下し、ドル円は一時110.30lvlの安値をヒット。ただカンサスシティ連銀総裁(景気支援を縮小し始める時期に差し掛かっている)ダラス連銀総裁(9月にテーパリングを発表し10月から開始すべき)によるタカ派な発言もありドルの下値はサポートされた。株価は米CPIの結果を受け、過度なインフレ懸念が後退し景気敏感株中心に買いが優勢になり、ダウは最高値更新。この堅調な株価にクロス円は上昇、一時豪円は81.58lvlの高値をヒット。原油はバイデン政権がOPECプラスに増産を求める声明を発表し、一時66.70lvlまで下落、その後この声明は長期的であり即時の対応ではないと報道され一転して買い戻しが優勢に、69.40lvlの高値引け。
ポジションは、米CPI前にユーロのショートを1.1710lvlで利確、豪円・豪NZショートはキープ。

BOSS:CPIと10年債入札を無難にこなしました。ダウとS&Pは最高値更新!! 日経先物もダウ同様0.6%程度買われてます。
ポジション: Eur$&Gbp$ショートkeep。
クロス円の円部分は時間足雲のある110.40levで、CPI後一旦外しました。

Ken:さて本日ですが、4-6月期英GDP速報値、7月米PPI、米30年債入札に注目です。
今週のメインイベントも通過、米長期金利は直近の急上昇も一旦休憩といった感じでしょうか?とするとドル上昇の調整の可能性があるのでは…金利・株価を睨んで、短期はドル↓中期で↑目線でトレード。
戦略:豪円ショート(82.03) 豪円ショート(1.1650)
・ドル円は日足で陰線登場、雲上抜け失敗と短期トップつけた感あり。21日線もまだ横横ですし本日は短期目線でドル売りモードで行こうかと思います。時間足基準線110.55、21時間線110.58をレジスタンスに想定しショートメイクで20-30point狙い。サポートは今週の始値110.23lvl、日足雲下限110.00、21日線109.95となります。
・豪円は堅調地合いキープ。200日線81.70が差し当たってのレジスタンス。株価が堅調であるなら越えたらショートカットも検討。サポートは21日線81.03、転換線80.87。
・中期目線ではドル買いの見方は変わらず、ドル上昇率を考え200日線との乖離を見ると、対ポンドだけまだドル上抜けしてません。Cheap for the reason なんでしょうが、BOSSのfavorite ccy ポンドのショートを検討。月足雲上限1.3958、日足雲1.3900-90、4時間雲1.3860-1.3915とレジスタンス発見、1.4000越えにslをセット。

BOSS:「インフレは一過性」とのコンセンサスを得るのに充分なCPIとなり、Ken指摘の通り、短期的にはドル高の調整もありかなと思います。短期↓中期↑に賛意を表します。
少し前にジョーも語ってましたが、IMMポジションの推移を見ると、Eur$ロングが激減。Gbp$とAud$はショートとなっている模様。遅かれ早かれテーパリングの流れに変更なければ、Eur$の「1.17抜けダブルトップ」、Gbp$の「歴史は繰り返す」を後押しする状況となってると思われます。
戦略:ドル円: 昨夜、一旦クロス円の円部分を外したものの、ドル円は時間足雲中突入。日経先物も堅調で鬼ベアと言う訳ではなですが、イントラデー的にはKenと同じく、110.40/55売りゾーン、110.65s/lで、直近レンジの1/3調整となる110.00をターゲットとし、110.20/00で買い戻せれば良いかなと思います。
Eur$&Gbp$: 中長期ポジションなのでs/lは変わらず、Eurは1.1850、Gbpは1.4抜け。

Ken:了解です。では本日も頑張ります♪

BOSS:(^-^)/

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