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2022/5/18 DXY天井!

Ken:NY時間のドル売りの流れを引き継ぎ、ドル円は朝一128.83lvlまで下落、ただいつもの様に東京仲値に向けての実需のドル買いに加え、時間外米10年金利の上昇、また雨宮日銀副総裁が現在の強力な金融緩和を継続と発言したことで、買いに反転し一時129.35lvlまで上昇。堅調な日経を横目にクロス円が上昇したこともドル円にはポジティブ要因。
RBA議事要旨では40bp利上げも検討されたと予想よりもタカ派色が強かったことで豪ドルは一時0.7010lvl・豪円90.70lvlの高値をヒット。その後中国国家発展改革委員会が中国経済は下方圧力が増していると発表したことで、豪ドルは上値を再び0.6990lvlに切り下げた。
欧米時間、4月英雇用統計が予想を上回る結果となり利上げ継続への期待が高まりポンド買いが優勢に一時1.2500lvlまで上昇、その後はEUと合意した北アイルランド協定の一部変更の報道を受け、伸び悩む展開。
ユーロは続伸、オランダ中銀総裁のタカ派なコメントを受け買いが優勢に、日足転換線・節目の1.0500lvlをブレイクするとショートカバーが更に加速し一時1.0555lvlまで上昇。
ドル円は行って来い、4月米小売売上高は予想通りただ前月分が上方修正、4月鉱工業生産も予想を上回る結果となり、ドル買いが優勢になり129.78lvlの高値をヒット。その後はリスクオンのドル売りに加え、弱い5月米住宅市場指数が発表され、一気に129.10割れまで下落と荒っぽい動き。
パウエルFRB議長はイベントで、インフレ低下が確認できるまで、積極的な金融引き締めスタンス継続・必要あれば中立水準以上の利上げを躊躇しないと発言、米長期金利の上昇と共にドル買いが若干優勢になりましたが影響は限定的。
クロス円は堅調な株価を横目に続伸、ユーロ円136.70lvl・ポンド円161.85lvl・豪円91.17lvlまで上昇。
通貨強弱(24時間):ポンド>ユーロ>NZドル>豪ドル>カナダ>米ドル>円  円は最弱ですが、米ドルとは僅差でほぼ二人負け。
株価は、世界経済に対する悪化懸念が後退しアジア・欧州の株高の流れを引き継ぎ買いが先行、強い米小売売上高を受け景気減速懸念を打ち消し、パウエルFRB議長のコメントが想定内だったこともポジティブ要因、3指数とも大幅高。
原油は、需給ひっ迫警戒で買いが先行したものの、バイデン政権がベネズエラに対しエネルギー制裁の一部を緩和すると報じられ、売りに反転しマイナス圏に。
ポジションは、予定通りRBA議事要旨発表前に豪円ショートを90円越で撤収。DXYが一旦天井とみてドルショートを模索、ユーロを1.0475lvlで追っかけロング、ドル円ショートキープ。

BOSS:要人発言はKen指摘の通り。
欧米金融政策当局者は鷹。
日本は鳩。
中国上海市はZEROコロナ達成宣言‼︎ 
中国国家発展改革委員会が経済下落圧力に懸念を示す一方で、新華社通信は中国高官発言として「間もなく経済は回復軌道に乗る」と報道。
結果、株式市場が久々にパラダイスとなりました‼︎
米金利も上昇。
原油は高値から調整あるも、小麦・大豆・コーヒー等は大幅上昇‼
為替界ではEur &Gbpが対ドルで大きく買い戻され、欧円・英円等クロス円も買われた為、︎円だけは対ドルで売られると言う「股裂き状態」に…
金融政策stanceの違いが鮮明なので仕方のない現象かと思われます。
ポジション:ドル円: 仲値迄で、想定したレンジを完了‼︎ 時間雲下@128.80がサポートされ、反転‼︎
仲値で8時間雲上@129.30lev‼︎
129.00割れから買え、129.20近辺から利食え、大満足。
米金利&株式市場が堅調であったため、久々にコアロングkeepしてます。

Ken:さて本日ですが、日本1-3月期GDP速報値、1-3月期豪賃金指数、4月英CPI、4月ユーロ圏HICP改定値、4月米住宅着工件数となります。
昨日は、リスクオンセンチが広がり、株高・金利高・ドル下落となりました。DXYが日足で長い陰線、MACDがデッドクロスし一旦トップアウトが確実になりドル売りが継続すると推測。ドル円ショートで対応してましたが、堅調な株価で円売りニーズも強く膠着感強いため、ユーロロングを追っかけで参入。今後米10年金利が3%でターン、株価が軟調になれば、ドル円も下落するのではと思っていますがどうなるか…
本日は、日本のGDP速報値がマイナス予想ですが、BOSS指摘通り日本の指標でFXが動くことはまれなので期待薄。また豪賃金指数が強い数字になれば利上げ期待が高まり、豪ドルにはポジティブと思ってます。
戦略:ドルショート継続、ドル円ショート【130.05】ユーロロング【1.0460】
・ドル円は日足で陽線ながら転換線が129.43で横横で膠着感満載、4時間足雲129.98-130.26がレジスタンス、基準線128.22がサポート変わらず。短期で時間足雲129.18-128.85がサポート要因に。DXYの下落と堅調な株価による円売りで膠着感満載は継続かもしれません。米10年金利3%と株価に注視しショートキープ
・ユーロは1.0350lvlを底に日足転換線を上抜けし陽線継続。21日線1.0575・基準線1.0643がレジスタンス、5日線1.0465がサポート。短期で転換線1.0537・21時間線1.0508がサポート。ユーロロングはマクロ的にリスクテイクしにくく、利確したくて仕方ないですが、ユーロ円が堅調のうちはキープする予定。
 
BOSS:本邦GDP…予想近辺であれば、反応し辛いでしょうね…
ドル円は、リスクオンのドル売りと円売りの狭間で右往左往です。
米金利が一方向に動けない事も、この動きを助長してます。
戦略:ドル円: 127midから反転以来、128.80/129.60を何度も往復中。サポートとして機能しているのは時間足雲。レジストしているのは8時間雲上でしたが、抜けて来ました。昨日の高値を止めたのは、115円台からの上げ過程で鬼サポーターとして活躍、何度も紹介した「15日移動平均線@129.80」。これがclose baseで抜けないと上値追いもなかなか難しそうです。
イントラデー的には、鉄板&岩盤(時間雲上&下)@129.20/128.85zoneがサポート。8時間雲上@129.30もサポーターかも知れません。
今週、今のところ重い129.50/60…抜けても「15日移動平均線@129.80」&直近レンジ(131.35~127.50)の61.8%戻しとなる129.90levが壁となりそうです。
時間雲抜けs/lで買い回転としたいと思います。

Ken:了解です。では本日も頑張ります♪

BOSS:(^_-)

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