2022/1/7 米雇用統計後のマーケットリアクション！

Ken：タカ派なFOMC議事要旨を受け、リスクオフの株安・クロス円の売りでスタート。日本株はマザーズ中心に大幅安、豪円は前日の安値と時間足雲をブレイクし80ポイント程下落しクロス円を主導、

ドル円は米10年金利が1.7％台で堅調、寄り付きこそ116.15lvlでしたが、株安に加え、JGB利回りが上昇したことで円買いが優勢になり115.80lvlまで。ただ時間外の米10年金利が1.73%台に上げ幅を拡大したことで下げ渋り。ユーロはドル高地合いに上値が重いもののユーロ円が131.00手前で下げ渋り1.1310lvlで膠着。12月中国財新サービス部門PMIは予想を大きく上回ったものの、リスクオフ状況下ではほぼ無風。

欧州時間、リスク回避の動きが先行し欧州株が下落、連れてクロス円・ドル円が軟調、豪円は82.70lvl、ユーロ円130.70割れ、ポンド円156.10lvl、ドル円も115.65lvlに。ただ原油が上昇に転じ80ドル近辺に、時間外の米10年金利が1.75%に上昇すると、マイナス圏だったダウ先物がプラ転、クロス円・ドル円共ショートカバータイム、ドル円は115.90lvlまで下値を切り上げる。

NY時間、11月米貿易収支・前週分米新規失業保険申請件数・12月米ISM非製造業が弱い結果だったことで、ドル売りが再開ドル円は115.63lvlまで下落、ただまたしても時間足雲が下値をサポート、米株価が落ち着いてることもあり、引けにかけてはクロス円と共に下げ幅を縮小。ユーロは、ユーロ円とドルの動きに連れて1.1285lvl↓1.1330lvl↑と右往左往でしたが明確な方向感は出ず。またブラード米セントルイス連銀総裁が3月利上げ可能・QTが次のステップ等タカ派コメント、金利・ドルサポート要因。

株価は、前日のFOMC議事要旨を受けて、金利高・株安の流れが継続し3指数ともマイナス、ただ本日のメインイベントを控え小動き。
原油は、カザフスタンのデモの影響で地政学リスクへの警戒が高まり買いが優勢になり一時80ドル台まで上昇。
ポジションは、、予定通り豪円を83.85lvlでショート、ドル円ショートはキープ。

BOSS：日経は大袈裟な動きとなりましたが、米三指数、特にナスダック&SPは安値から大きく反発し、ほぼ変わらずでclose。時間外日経も上昇してます。
原油も反発…また80ドル近辺まで戻してます。
リスクオンとは言えないまでも、金余りには違い無いので、調整は長続きしません。
ポジション:ドル円: 「115.70/90買いゾーン」指定しましたが、日経の下げを見て手を出さず。
クロス円:欧円&英円をショートし、東京時間内に買い戻しました。
現状SQです。

Ken：さて本日ですが、12月ユーロ圏HICP速報値、11月ユーロ圏小売売上高、12月米雇用統計となります。

昨日は金利高・株安の動きが継続、FXもドル買い・円買いで対応となりました。本日の米雇用統計でこの動きが加速するのか注目です。予想を上回れば素直に早期利上げ・QTの可能性が高まり、金利高からドル買い・株安からの円買いが加速すると推測。

戦略：ドル円ショート(116.50)、豪円ショート(84.35)
・ドル円は日足で陰線で高値が切り下がり上値の重さが目立ってきました。一方で下値は時間足雲に支えられてる状態、現状その雲下限は115.80lvlに位置しており、下抜けすると下落バイアス高まると推測。日足転換線115.50が次のサポート。米金利高でも上昇しなくって来たドル円、マーケットはロングなだけに調整局面まだ続くと想定しショートキープ。21日線・日足基準線の114.40－60lvlがターゲット。

・豪円は株価の下落にリンクし日足で長い陰線ただ200日線で止められました。、日足雲上限82.52・200日線82.66・21日線82.44のサポートエリアをブレイクできるのかに注目、下抜けで日足基準線81.55lvlがターゲット。上値は昨日の海外時間の戻り高値83.17lvl、日足転換線83.50、時間足雲83.50－84.00がレジスタンス、直近高値84.30越えにSLを置きショートキープ。（株価次第ですが）

BOSS：一昨日の驚異的なADPを受け、本日の米雇用統計に対する目線は一段と高まってると思われます。
予想通り以上の結果が出れば、金利は上昇すると思います。株価も一時的には売り圧力が見られそうですが~続くのかなぁ…⁇ 昨年、リスクオフポジションは本当に短命だったので懐疑的になってます。

戦略:ドル円: 雇用統計を控え、イントラデー的には動き辛いのですが~115.65をサポートしてきた時間雲は115.80まで上昇。割れて来るとチャート的には下げ余地有りとなります。時間外で上げてる日経の動きに注意しつつ、重い様であればイントラデー限定でショートから入るのも有りかと思います。

Ken：了解です。
東京時間は、昨日ラッセルがプラスだった事で、マザーズが下げ止まるのかに注目、それ次第では豪円のショートは縮小する予定です。
では本日も頑張ります♪

BOSS：(^^)