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2022/3/1 金利安・株高→ドル安!

Ken:週末の様々なニュースを受け、リスク回避の株安・ドル高でスタート!ダウ先物は一時600ドル超の下落、ユーロは1.11台前半と先週金曜日の終値対比100point超のギャップダウン。ユーロ円の買い戻しに連れ1.1200手前まで上昇、ただ上値の重い株価・ルーブル急落を横目に上げ幅を縮小。想定外であったのはドル円の動き、円買いが先行すると思われましたが、有事のドル買いに連れ115.75lvlまで上昇、時間外の米10年金利が1.9%割れし上値を切り下げる場面もありましたが、115.50を挟んで底堅く推移。1月豪小売売上高は予想を上回る結果、ただ相場への影響は限定的で0.71台後半で膠着、原油・ゴールドが上昇し資源国通貨にはサポート要因。
欧米時間、通貨安対応策としてロシア中銀が緊急利上げ(政策金利20%)を決定、またウクライナ・ロシアの停戦交渉合意への期待感が高まりユーロが反発、一時1.1230lvl、ユーロ円129.75lvlまで上昇。ただECB専務理事による利上げ慎重論、ギリシャ中銀総裁・オーストリア中銀総裁のハト的なコメントがユーロの上値を抑える要因に。その後停戦交渉は両国の大きな意見の隔たりにより結果を出さずに終了、ただ第2ラウンド開催が示唆されたことを好感しユーロ買いが再燃、一時1.1245lvlの高値をヒット。ドル円は軟調、弱い米経済指標(1月米卸売在庫・2月米シカゴ購買部景気指数)、ロシアへの強い経済制裁が発動され世界経済先行きへの不透明感が依然高い事を受け、米10年金利が1.82%台に低下、この動きに連れて円買いが優勢になり一時114.90割れまで下落。
株価は、SWIFT排除・ロシア中銀への制裁等を受け売りが先行、ただ米長期金利が低下しハイテク株の買いが相場をサポート、ナスダックはプラ転・ダウも下落幅を大きく縮小。
原油は、週末ニュースを受け買いが先行し一時99ドル台まで上昇、ただ停戦交渉への期待から利確の売りが優勢になり上げ幅を94ドル台まで縮小する場面もありました。
ポジションは豪ドルロングを0.7175で追加、ユーロロングはキープ。
 
BOSS:停戦交渉継続の報と、「露核」に関し、米によると今のところ「動き無し」との報道に胸を撫で下ろし、米株式市場はダウも下げ幅縮小、ナスダック&SPはプラ転‼︎
個人的誤算は米金利動向。そもそも春先以降インフレ率低下が予想されてましたが、今回の騒動で利上げ回数の減少が言われ始めた模様です。
ポジション:ドル円: 円を安全資産とは認めませんが、米金利低下(日米金利差縮小)は悩ましい…
一応予定通りコスト115.00levでロングになってます。
豪円・南ア円: 豪円は小売売上高後極小買ってみました。
南ア円も極小7.5levで打診買い。

Ken:さて本日ですが、2月中国製造業PMI、RBA理事会、2月独CPI速報値、12月カナダGDP、2月米ISM製造業、バイデン米大統領の一般教書演説となります。
昨日は大きくギャップしてリスク回避の動きでスタート、ただ株が下げ渋りパニック的に動きになる事はなかったです。本日は経済指標に一喜一憂しそうですが、明日のパウエルFRB議長議会証言を控え動きは限定的と予想。
RBAは政策金利は据え置き予想、声明文で利上げに対する姿勢に変化があるのかに注目。ただウクライナ情勢が不透明な中、利上げ慎重スタンスは変わらずと推測。
金利安が株を支え、ドル売りが優勢になるスタンスは変わらず。
戦略:ユーロロング【1.1095】豪ドルロング【0.7090】
・ユーロは日足で長い陽線を形成し底堅さを確認。転換線1.1250で上値を止められてますが、クリアブレイクで雲1.1335-70がターゲットに。短期では1.1195-1.1200がサポート。またDXYが日足で長い上髭形成したこともユーロにはサポート要因。ロングキープ。
・豪ドルは、日足で全てのレジスタンスを上抜けし長い陽線を形成し高値引け、強い!昨日のレジスタンスは本日のサポート(雲0.7202―0.7182、転換線0.7190)200日線0.7330がターゲット。ロングはキープですがRBA前には半分利確する予定。その場合0.7200-10で買い指値。
 
BOSS:エネルギーコストの増大は見込まれるものの、米金利市場では、金利安を選択‼︎ 
露の「核」利用が無ければ、そろそろ株式市場は目先の底値近辺かと思ってます。
戦略:ドル円: 金利差縮小から下がってきました。s/lは予定通り日足雲抜け。
豪円: RBA理事会なので半分利確。RBA次第では時間雲@83.00levで再構築検討。
南ア円: 日足雲抜けs/lでkeep

Ken:了解です。では本日も頑張ります♪

BOSS:^ ^

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