2022/5/11 米CPI

Ken:リスクオフの動きが先行、日経は一時25,800円割れ、時間外米10年金利は2.97%台まで低下、連れて円買いが先行、ドル円129.80lvl・豪円は一時89.75lvlまで下落。ただ内田日銀理事が長期金利ゼロ%±25bpの誘導目標の変更考えていないとのコメントをきっかけに、リスク回避の巻き返しが優勢に、ドル円は130.55lvl、豪円は高値91.15lvl、日経も26,200円を回復と荒っぽい動き。129円台では実需のドル買い観測あり、米10年金利も3.05%台を回復とドル上昇を後押し。
欧米時間、独連銀総裁によるタカ派コメント(ECBによる7月利上げを支持)にもかかわらず、独10年金利の低下によるユーロ売りが先行、またDXYが底堅く推移してることもありユーロの上値は終始重く、1.0525-30lvlの安値引け。
ドル円はもみ合いながら底堅い展開、米長期金利の低下に伴い129.85lvlまで下落するものの、米クリーブランド連銀総裁が75bp利上げの可能性を排除しないとコメントしたことで、ドル買いに反転、130.45lvlまで上昇。
通貨強弱(24時間):米ドル>円>カナダ>ポンド>豪ドル>ユーロ>NZドル
株価は、前日の大幅な下落の反動で買いが先行しダウは一時500ドル超上昇したものの、クリーブランド連銀総裁のコメントを受け失速、その後ショートカバーでプラス圏に持ち直す場面もありましたが、結局上値は重くマイナス。ナスダックは米長期金利上昇一服から買いが優勢になりプラスで終了。
原油は、中国景気減速懸念からエネルギー需要低下観測高まりからの売りが継続、一時99ドル割れまで下落。
ポジションは、追加ロングを130.40台で縮小、コアロングはキープ。

BOSS:米金利頭重く、「75bp上げ排除しない」等鷹発言るも10年は3%割れ。
株式市場はリスクオン風に始まるもの、ダウはマイナスclose。ナスダック &SPも上げ幅を縮小してclose。
ドル円は、129円台は堅いものの、時間雲が邪魔をし、130半ばは重い展開。
ポジション:ドル円: 米金利下げを見て、一度だけ、久々にショート‼︎ 即利確。
根bull地合いのショートは居心地悪さMAX‼︎

Ken:さて本日ですが、4月中国CPI・PPI、4月米CPI、米10年国債入札になります。
今週のメインイベント米CPI、インフレピークアウトになるのか注目です。発表後の金利・株の動きを見てドル円ロングキープか、クロス円ロングにシフトするか検討する予定。ただクロス円のチャートの形が下落示唆が多く悩ましい。素直に金利・株価・コモディティ価格の動き見てドルストレートで勝負、ドル売りなら動きは限定的・ドル買いなら豪ドルかなあと何となく妄想。
戦略:ドル円ロング【128.45】
・ドル円は日足で転換線にサポートされて陽線。本日129.98まで上昇してきておりサポートされるか注目。また4時間足雲129.70-10は変わらずサポート要因。短期では時間足を下抜けしており、129.55-65lvlがレジスタンスとなります。米CPI後に129.20-70lvlがあれば買い増し予定。

BOSS:米CPI‼︎ 
今や為替は米金利次第だと思ってるので大注目デス‼︎
因みに、岸田首相の「渡航規制を先進国並みにする」発言が気になってます。
今回の円安原因の一つは、「政府が、コロナ対策onlyで、経済対策ゼロ」方針でした。インバウンド復活は話が変わります‼︎
色んな集計で「コロナ後訪れたい国no.1」に選ばれ、実際、私の知り合いも訪日希望者多数です。
この円安‼︎ 前回の訪日時より、円安効果で、米国人には2割以上安く爆爆爆買いに間違い無くつながります‼︎ (コロナ渦で封鎖中の中国人は少し遅れそうですが…) そうなれば、日銀様も何時迄も緩和一辺倒と言う訳にはいかなくなります。
全く、今日・明日の話では無いものの、仮に、米国のインフレがピークを打ち、景気後退説が浮上と言う展開になる様であれば、日本のインバウンド受け入れは、将来的にドル円動向のゲームチェンジャーになり得るネタかと思ってます。
戦略:ドル円: 昨日以来、取引を控えてます。根bullなのに、買う気が起きないためです。
本日も、時間雲下(130.30/60)となります。CPI迄は、130.00/50をコアレンジと想定してます。
基本的に、CPI後の金利動向確認迄様子見継続としようと思います。

Ken:了解です。では本日も頑張ります♪

BOSS:頑張りましょう!

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