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2022/2/4 ドルショートの通貨選択!

Ken:メタの決算を受け、日本株は売りが先行、マザーズ5%近く・日経も300円超下落。連れてクロス円の上値が重い展開、12月豪貿易収支が予想を下回った事から豪円の売りが優勢になり一時81.40割れまで下落。ドル円はクロス円の下落に連れて114.35lvlまで売り込まれる場面もありましたが、売り一巡後は材料のない中ショートカバー優勢になり114.50台を回復。ユーロはECB理事会を控えて1.1300lvlで小動き。
欧米時間、BOEが予想通り25bp利上げを決定、ただ政策委員9人中4人が50bpの利上げを主張と発表、ポンド買いが優勢になり一時1.3627lvl、ポンド円156.50lvlまで上昇。ベイリー総裁が“金利の長期的上昇を推測する頃は誤り”とコメントしたことで上値は抑えられた。
ECBは予想通り政策金利を据え置き、ただラガルドECB総裁がタカ派なコメント:インフレ見通しのリスクは上方向、年内利上げの可能性を否定せず。を受け、欧州長期金利と共にユーロが上昇、1.1450lvl・ユーロ円131.53lvlの高値をヒットする等全面高の展開。
ドル円は、緩やかながらポンド円・ユーロ円の買いに連れる形で上昇、また米長期金利が1.84%台まで上昇したこともポジティブ要因、一時114.97lvlまで。軟調な株価にもかかわらず、クロス円は総じて堅調、豪円82.30lvl、NZ円76.70lvl、カナダ円90.75lvlの高値、原油の高騰に連れる形となった模様。
株価は、メタの決算を受けハイテク株中心に売りが優勢に、またBOEの利上げ、ECBのタカ派姿勢が株価にはネガティブ要因となり3指数とも大幅下落。
原油は、前日OPECプラスが増産ペース維持を決定し需給ひっ迫懸念から買い意欲が依然強く、2014年以来となる90ドル台に上昇。
ポジションは、ドル円のショートを上手く利確できず、一部114.53で利確しましたがショートキープ。ユーロ円は130.10で撤退。10pipsケチってユーロロングできず反省です。

BOSS:昨日開催された「中銀festival」…まずはBOE‼︎ ベイリー総裁が登場: ①50bp上げ主張者多数②QT開始~保有国債満期償還分の再投資停止&保有社債放出(23年末期限)と観客を煽ってからの〜「不透明性高く、緩やかな利上げが適切」「政策金利が必然的に上昇続けると考えるのは間違い」と今後に関しては慎重姿勢を強調。
米指標が軒並み予想比強い数字を示す中、ECBは市場予想通りの政策を決定~Eur$はなかなか動けず、EurGbpは一時下落。
トリを飾ったラガルド総裁コメントは鷹ってました‼︎ 「直近のインフレデータには驚いた」と想定外であった事を認めざるを得ない状況であった事も吐露。
Eur全面高で閉幕。
ポジション: ラガルド総裁コメント前に1.1330s/l buy orderをsmall set。値動き早く、少し離れたlevelで値付けされましたが、なんとかロング。1.14台に乗った所でSQ。先日までのヤラれの半分程度は取り返せました。

Ken:さて本日ですが、12月ユーロ圏小売売上高、1月米雇用統計、1月カナダ雇用統計となります。
BOE・ECBにはちょっと驚きでした。ラガルド総裁のタカ派な姿勢は今後のユーロ上昇へのサインだと推察し、ユーロロングを検討。ウクライナ情勢は気になるところではありますが…
米雇用統計は、オミクロンの影響から下振れ予想が増えてます。ドル下目線継続ですが、通貨選びがキーポイントになりそうです。
戦略:ドル円ショート【115.73】ユーロのBuy on dips
・ドル円は日足で長い陽線、直近のレンジ115.68-114.16のほぼど真ん中で推移、主要移動平均線が水平な分行って来いになりやすい環境なのかもしれません。日足基準線114.91・21日線114.65・転換線114.68がサポート、上値は今年高値116.35からのトレンドライン115.50lvlがレジスタンス。短期でも時間足の雲114.67-40がサポートしそうです。ドル下目線は変わらずですが、ドル円ショートからユーロロングにシフトを検討。
・ユーロは日足で長い陽線、雲上限1.1440lvlで辛うじて止められている状況。今年高値1.1483・節目の1.1500をブレイクできるのかに注目。ブレイクすれば昨年10月高値1.1700lvlが視野に。昨夜の急上昇でロングエントリーlevelに悩みますが、時間足転換線1.1406(時間と共に上昇します)levelか現状で打診買い、基準線1.1360lvl・21日線1.1330lvlで積み増し予定。(あればいいですが)

BOSS:金利トレーダーからの受け売りですが、英国は年内5回の利上げを織り込み済み。欧州は6月0.1%の織り込みのみとの事。
織り込まれまくったGBPより、伸び代の大きいEurの方が興味を引きます。
日本を除く主要国が利上げ期に突入する中、株式市場動向も気になります。昨日は日欧米と下げまくり。
毎度触れますが~「お金は何処へ⁇」利上げ期突入で債券は売られ、株式市場も軟調。主要国が利上げとなれば、新興国市場は過去の経験則から言うと資金撤退続出。
金利上昇となれば、不動産市場も頭打ちとなりそうです…
元気なのは原油~7年振りの90ドル台‼︎ エネルギーを筆頭にコモディティに流れるのか!? 仮想通貨が盛り上がるのか?
経済好調期の利上げとなれば、株式市場の心配をする必要も無さそうですが~一部では「(米国)株式市場は超絶bubble」的なレポートも出ており、本日、米雇用統計有り~2022年版black Friday とならない事を祈ります。ただ、正直、ECBの態度変更がそこまで全市場ムードに影響するのか不明です。
戦略:ドル円: 今年レンジ(113.40/116.40)のど真ん中。動き辛そうです。株式市場次第では、リスクオフの円買いvs金利差&原油高円売り。株式市場が軟着陸するなら「原油100ドル円120」論者でもあるので円売り優位かと思われます。
ただ、円ショートポジションも溜まっており、全面リスクオフモード突入ならドル円は売り圧力の方が優勢となりそうな気がしてます。
経験則から言うと、金利差拡大&原油高で円売りが出るも~何故か頭重く、軟調株式市場に押され円買いとなる妄想をしてしまいます。スルー米雇用統計とするかは不明ですが、115.50迄はショートメイクもありかと思います。
Eur: ウクライナ情勢もあり、戦闘開始なら瞬間的な下げもありそうですが、利上げ期突入&織り込み未済との事であれば買い回転が良いかとは思います。ウクライナ情勢を無視して欧州の事だけを考えれば「買いたい人、買い戻したい人が買えるlevelまでは下がらない」の法則が適用されそうな気がしてます。1.13mid迄はロングメイクzone。

Ken:了解です。
NY引け後にAmazonが決算発表、時間外で一時18%ほど上昇する場面ありました。昨日同様、株価への影響に要注意です。
では本日も頑張ります♪

BOSS:経済好調が確認されれば、金利上げは問題視されないと思います。
株式市場動向は要注目です^_^

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