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2021/6/29 月末フローに注意!

Ken:ドル円は小幅ながら軟調、実需のドル売りが散見され一時110.60lvlまで。デルタ株感染拡大からシドニー全域で2週間のロックダウン実施、仏地方選挙で与党が敗北、メルケル独首相が英国からEU入国禁止を望むと報道され、豪円、ユーロ円、ポン円とも上値が重い展開でドル円の下落に貢献。欧州時間、オーストリア中銀総裁のハト派なコメントを受けてユーロの売りが先行し一時1.1900lvlに、連れてドル円は111.00lvlまで上昇に。NY時間、重要な米指標がない中、10年金利が1.46%レベルまで低下し、ドル円は一時110.50まで上値を切り下げる。またロンドンフィックスでの円買いの話もありドル円の下落を後押し、ユーロはユーロ円の売りとドル売りに挟まれ小動き。ワクチン接種が先行している英国での1日の感染者数が急増してることでポンド売りが加速し一時1.3870lvlの安値をヒット。株価は英国でのコロナ感染者数が急増してることで景気敏感株の売りが先行、長期金利の低下で金融株が低下とダウの下落に貢献、ナスダックは金利低下でハイテク系中心に買いが優勢に高値更新。原油はグローバルでのコロナ感染者の再拡大を嫌気して1.5%超の下落、資源国通貨売りの要因に。
ポジションは、ユーロ、豪円ショートキープ。

BOSS:昨日は豪でのロックダウン、英国での感染者数増加のNewsや、米軍、シリア・イラク国境近辺にて親イラン派施設空爆等、「なんとなくリスクオフっぽい??」的な、態度を決めかねる展開となりました。株式市場では、欧州やアジア諸国ではほぼ全面安なるも、日経は変わらず、マザーズは上昇。米国でも、ダウは下げましたが、NASDAQやSPは最高値更新となりました!!
スポ末動向に関しては、東京時間、特にドル需要も見られず、ドル円は参戦せず…
Gbp$に関してはレジスタンスがワーク中。ショートキープです。

Ken:さて本日ですが、6月独CPI速報値、4月米住宅価格指数、6月米消費者信頼感指数に注目です。
金曜日の米雇用統計までは、もみ合い基調と想定してますが、月末フローには要注意。特に日経は9か月連続月末下落アノマリーがありますので、クロス円の上値を重くすると見てます。
戦略:ユーロショート(1.2065) 豪円ショート(84.63)
・ユーロは日足下落3役揃い踏み継続の中、転換線が1.1927に大きく低下し下押しに大きくプレッシャーをかけそうです。また時間のラインも1.1925-50にありレジスタンスに。下値は直近安値1.1850lvlが最初のサポート。
・豪円は漸く日足で陰線を出し上昇ミュートに見えます。日足雲84.05-50、21日線84.20がレジスタンス。下値では転換線83.37がサポートですが、これは右肩下がりであるためそれほど強いものではありません。時間足のラインが83.75-00で上値を抑えそうです。
・ドル円の戦略は変わらず押し目買いスタンスですが、日足で高値を日々低下させながら陰線3本と、上値の重さを象徴。また時間足でも110.65-80にラインが集中しレジストしてます。豪円でショートでもあるため、押し目買いlevelを21日線110.10lvlに下げ様子見。

BOSS:月末需給としては、基本的にドル買いを予想する向きが多そうなのですが、今のところイマイチなのか…実は需給逼迫なのか…とは言え、ドル円以外のメジャー通貨は総じて軽くドル買い方向に推移しております。クロス円ショートがワークしてる感じですね。
今週のメインイベントは堅調予想のNFPなるも、今日の指標も気になります。
戦略:Gbp$: 日足曇は変わらず。時間足曇は1.3900/30まで下がってきました。週ベースでの強力サポート基準線@1.3850は変わらず。先程1/3だけ利確。1.3900/30ではまた売りたいと思います。
ドル円: 悩ましい…様子見が続いてます。110.40は日足転換&8時間基準がサポート。一方8時間転換が110.80をCap。8時間チャートを見ると、今週に入ってから、終値ベースではこのレンジにすっぽり入ってます。110.80/111.00売り、110.60/40買いの回転が良さそう。

Ken:了解です。本日も頑張ります♪

BOSS:頑張ろう!


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