2021/1/6 リスクオンからオフへの転換？

Ken：ダウ先物がマイナス圏、マザーズが5％程の下落を横目に、クロス円の下落が優勢になりユーロ円130.85lvl、豪円83.75lvl、ポンド円156.80lvlまで下落、連れてドル円は115.90lvlまで。時間外の米10年金利が1.65%lvlで上値が重いこともドル円にはネガティブ要因。売りが一巡後は値ごろ感からの買いも散見され116円台に戻す展開。

欧米時間、時間外の米10年金利が更に低下するのにつれてドル円はポジション調整のドル売りが先行し115.62lvlまで下落、一方ユーロはショートカバーが優勢で1.1325lvlまで。12月米ADPは予想を大幅に上回る結果となりドル買い戻しに反転するもののimpactは軽微。　

ジョンソン英首相がインフレ高に警戒を示唆、また新型コロナの影響による渡航制限緩和を表明したことを受け、ポンド買いが優勢になり一時1.3600lvlまで上昇、連れてユーロも1.1345lvlに、またポンド円・ユーロ円の上昇でドル円は116.00近辺まで下値を切り上げる。

注目のFOMC議事要旨では、早期利上げ・バランスシート縮小に言及、米長期金利は上昇しドル買いが優勢にドル円は116.18lvlまで、ユーロは1.1310lvlに到達。ナスダックを中心に株価が下落し豪円は売りが優勢になり東京時間の安値に迫る展開。

その株価はFOMC議事要旨でのタカ派な内容に米長期金利が上昇し、ハイテク株の売りが加速しナスダックは3.3%下落、堅調にスタートしたダウもナスダックの下落に連れて売りが優勢になり引け安、3指数とも大幅下落。

原油は、OPECプラスでの結果や週間在庫統計で6週連続の在庫取り崩しの発表を受け、買いが先行し一時78ドルミドルまで上昇、ただFOMC議事要旨の発表後は株価共に売りが優勢になりほぼフラットで終了。

ポジションは、予定通りドル円を116.15－20でショート、21時間線116.05ブレイクで積み増し、115.70－80で半分買い戻し。

BOSS：ドル円は過去の経験則通り新高値は売られました。
その後のNYC時間はADPとFOMC議事録に持って行かれました。
米株三指数が調整もクロス円が堅調→要は円全面安の様相って事となってます。
ポジション:ドル円: イントラデー対応として116.10/20で売り、116.00で買い戻しました。

Ken：さて本日ですが、12月中国財新サービス部門PMI、12月独CPI、11月米貿易収支、12月米ISM非製造業となります。

FOMC議事要旨ではQTに言及し、マーケットの予想通りに金利高・株安となりましたが、FXはドルもクロス円も反応薄に思えます。明日の米雇用統計が強い結果になれば、マーケットの早期QTへの期待（警戒）が高まりドルが上昇、株価が更に下落するようならクロス円が下落というのがメインシナリオ。明日への注目度が高まります。

戦略：ドル円ショート（116.50）
・ドル円は日足で下髭を付け底堅さを確認した形、やはり115.50は意識レベルでした。ドル高トレンドは継続で日足転換線115.33がサポート、高値116.35lvlがレジスタンス、短期でも時間足雲が下値サポートを継続し現状115.98－65です。ただ株価の下落がさ更に進むようだと、クロス円の売りに上値を止められる可能性があるため、現状のドル円ショートは豪円ショートかユーロ円ショートにシフトする予定（株価次第ですが）　

・豪円は日足で新高値ヒットの陰線で一旦トップアウトにも見えます。21日線82.40、日足基準線81.55への調整の可能性あり、短期で時間足雲83.70－50ブレイクで下げ圧力が強まると想定。株価動向見てですが直近高値84.30越えｓｌでショートメイク検討。

BOSS：明日の米雇用統計に向け、株式市場とクロス円の調整を妄想しておりましたが、QTへの言及で円は全面安。
本邦経済成長率の下方修正も噂され、各国が金融正常化にシフトを切る中、日銀だけが動けないとの思惑が背景にあるものと思われます。
一部欧米証券会社は米ハイテク株の売りを推奨し始めており、強い米経済指標の株式市場への影響が今後変わるのか注目となります。
後は、売られた債券によって生じるcashがどこに向かうのか‼︎⁇
株式市場のdipを支える要因となるのか?‼︎

Eur・Gbp 共にFOMC議事録発表後は下げたものの、陽線で終了。ECBメンバーや英ジョンソン首相発言がそもそも対ドル上昇の一因かと思われますが~株式市場が調整局面となるとどう反応するのか⁇
頭の中は「⁇」だらけです。

戦略:ドル円: 8時間転換や時間雲下@115.65が下値をサポート。株式市場次第とはなりますが、調整継続ならクロス円の売りとドル買いのせめぎ合いとなりそうです。
イントラデー的には115.90前後で時間基準・転換&雲上がサポート。115.70/90は買いゾーンに見えます。

欧円: 英円と共に上げが急ピッチだったので売り目線で見てますが~週足では雲上に顔を出し、遅行線も上抜けて来てます。日足MACDもGCし始め…一方でストキャやRSIは若干買われ過ぎ示唆。
株式市場次第とはなりますが、もう一度だけ売りから入ろうかと思います。s/l昨日高値＋10銭@131.70。

Ken：了解です。
ナスダック・ラッセルの大幅下落、仮想通貨も下げがきついですから、本日の日本株、特にマザーズの動きには要注意ですね。リクス回避の動きが強まり、円買いになるか？
では本日も頑張ります♪

BOSS：難しい…o(･x･)/