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2021/8/6 米雇用統計後の長期金利・株価次第!

Ken:ダウ先物・日経が堅調に推移、ゴトー日という事で東京仲値でのドル需要もあり、クロス円。ドル円は買いが先行、一時109.70lvlまで。豪円は6月豪貿易黒字が予想を上回ったこともあり81.10lvlの高値をヒット。ユーロは方向感もなく1.1830台で膠着。欧州時間、原油の買い戻しが先行、連れて資源国通貨が上昇、豪ドルは0.7415lvlまで。時間外の米10年金利が低下したこともありドル円は109.40lvlまで上値を切り下げた。BOEは予想通り政策金利・資産購入額の据え置きを決定、ただインフレ見通しを上方修正する等タカ派色が強かったことでポンド買いが優勢になり1.3950lvlまで上昇。NY時間、前週分の米雇用指標に改善が見られたことで、10年金利が1.22%台に上昇しドル買いを先導、ドル円は109.80lvlまで。またウォラーFRB理事のテーパリング・利上げにタカ派コメントが出たことも長期金利高・ドル高にはポジティブ要因でした。ユーロは堅調な株価を背景としたユーロ円の買いも散見され1.1830-57での膠着状態。株価は長期金利上昇からのリスクオンの連想から買いが先行し3指数とも上昇。原油は中東情勢悪化懸念からの買いが優勢になり69ドル台を回復。このリスクオンの動きに豪円は終始底堅く81.35lvlの高値をヒット。
ポジションは、ドル円の細かいトレードはありましたがキャリーなし、豪円ショート・豪NZドルショートはキープ。

BOSS:基本的にリスクオンな展開な1日でした。また少しでも金利上昇を予想させるコメントに敏感に反応。英Gbpや米ドルは強く、Eurや円は弱い。
ポジション:ドル円: 予想通り底堅い展開。ショート気味な市場が気持ち悪く、半分は109.50割れでclose。その後は米10年金利の上昇を見て、予定の110.00抜けまで我慢出来ず、早々に損切りしました。

Ken:さて本日は今週のメインイベント7月米雇用統計です。
米長期金利の上昇からのドル買いは予想通りでしたが株価の反応は真逆となり、リスクオフ期待の豪円ショートにはきつい動きでした。ただメインイベント前のポジション調整(特に債券)の影響もあるため、本来の動きかどうかは今夜の指標次第。日本はコロナ感染者数が拡大する中、今週末は3連休、東京五輪終了となり、日経の動きにも一応注視。
戦略:豪円ショート(82.05)、豪NZドルショート(1.0650)
・豪円は日足で3日連続の陽線、MACDもゴールデンクロスで強さアピール。期待の8時間雲81.15-82.02にも突入。レジスタンス21日線81.26、200日線81.57、基準線82.02は変わらず。今夜の動向ではポジションはカットするかもしれませんが、このレジスタンスを尊重して現状はショートキープ。下値は日足転換線80.83lvlがサポート。
・ドル円は米10年金利と共に底堅い。日足雲109.55-110.68に突入で買い圧力強いですが、これもまた21日線109.90、BOSSの俺の線(55日線)110.03、基準線110.19とレジスタンスが並びます。また111.66-108.72の下落の38.2戻し109.84、半値戻し110.20もあります。気持ちは買い回転ですがさすがにレジスタンスが近くこのレベルでの買いはできません。なので様子見。

BOSS:週初より中国の「資本主義への挑戦」や「デルタ株懸念」等々でリスクオフを予想しその通りの展開となりましたが、強いISMとクラリダ副議長のコメントで様相は一変…取り分を大きく吐き出す事となりました。
本日の米雇用統計~正直「丁半」「赤黒」ギャンブル系な展開となりそうでSQで待ちたいと思います。
予想が85/90万人とハードル高く、仮にこの数字近辺や越えて来る様だとテーパリング議論再燃で米金利は上昇、株は…頭の重い展開となりそうな気もしますが、最近は米10年金利が上昇すると株も買われ、「リスクオン」とする傾向もあります。余程大崩れしない限り、ドル円は金利に反応しそうな気がしてます。
一方で予想比弱めの数字である場合~60/70万人程度までの増加であれば大きな混乱は無い気がしてます。
それよりも少ない場合…パウエル議長もテーパリング開始には「雇用がkey」と何度も発言している為、テーパリングは若干後退するのかもしれません。
ともかく、今夜の数字で今後の流れが決まりそうなので、数字を精査し、今後のviewを組み立ててから参入したいと思います。

Ken:了解です。では本日も頑張ります♪

BOSS:頑張ろう!

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