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2022/1/20 リスクオフ+レンジトレード

Ken:株安主導でリスクオフ地合いが継続、ただ時間外の米10年金利が1.88%台まで上昇したことでドル円は東京仲値に向けて114.80lvlまで下値を切り上げる。その後一段の株安が進むと流石にドル円も失速、114.20lvlに下落。日経はロングのロスカットを巻き込み27,300lvlまで低下し、クロス円の売りを誘発、ユーロ円は129.20lvl、豪円82.10lvl、ポンド円155.40lvlまで下落。
欧米時間、12月英CPIは強い数字となりポンドの買いが先行、1.3610台を回復。時間外米10年金利が1.9%lvlに上昇、ダウ先物がプラ転、欧州株は堅調となり、アジア時間のリスク回避の動きの巻き返しでクロス円・ドル円が下値を切り上げる展開、ドル円は114.50台、豪円は82.80lvl、ユーロ円130円手前まで回復。またジョンソン英首相が来週から規制解除を発表、英長期金利上昇と共にポンド円156台を回復。
12月米住宅着工件数は強くリスクポジティブ地合いが継続、クロス円が更にショートカバー、12月カナダCPIは予想通りの結果だったものの1991年以来の高水準、カナダ買いが優勢になりカナダ円91.93lvlまで上昇。
その後は、米長期金利に調整が入り上値を切り下げ、高く始まった株価が売りに反転した事を受け、ドル円は再び売りが優勢になり114.20lvlまで下落、クロス円も上値を切り下げる。ユーロは欧州長期金利の上昇と共に1.1355lvlをヒット、その後はユーロクロスの売りを受け上値を若干切り下げる。
また米20年国債入札は好調で米長期金利低下の要因の一つに。
株価は、BOA・MSの好決算を受け買いが先行しましたが、利上げ警戒感が根強く買い一巡後は調整売りが優勢に、3指数ともマイナス圏で終了。
原油は、イラク-トルコを結ぶ石油パイプラインの爆破を受け、買いが優勢になり一時87ドル後半まで上昇。
ポジションは、予定通りドル円が時間足雲突入と共に114.60割れで売り増し、豪円ショートはキープ。

BOSS:昨日は、東京時間はリスクオフ感継続~欧州時間は英国ネタで空気感が変わり ~NY参入で一時、時間外日経が300円超買われる程であったのに、結局米株式市場は弱く終了。
為替界に目を移すと、良くある欧州参入で反転相場となりました。
結果的には株式市場軟調であったにも関わらず、クロス円は前日比ほぼ変わらずと冴えない展開。
ポジション: Gbp$のみ英CPI後にカットしました。その他のポジションはkeepです。

Ken:さて本日ですが、12月豪雇用統計、12月ユーロ圏HICP改定値、ECB理事会議事要旨、1月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数となります。
止まらない米株価下落を見ると、リスクオフ地合いはまだ続くと思えてなりません。よってクロス円ショート回転継続。ドル円は米長期金利上昇と株価の下落に挟まれ動きが緩慢、来週のFOMCに向けて今週は想定通りもみ合い相場ですが、クロス円が下目線の間はショートキープする予定。

戦略:ドル円ショート【115.55】豪円ショート【84.30】
・ドル円は日足で陰線で転換線114.67・基準線114.75が上値を抑えました。また時間足雲114.50-70も下抜けし下圧力は強さ拡大する一方で114.00-20で止められてます。結果レンジ、114円後半で売り増した分は114.20-30で買い戻すのトレードを繰り返す予定。コアショートはキープ。
・豪円は日足雲上限82.52を挟んで行ったり来たりが続いてます。株価連動の動きは継続すると想定しこちらもコアショートを握りしめながら82円台でのレンジトレードか。レジスタンスは日足転換線82.90・21日線83.02、下値は直近2日サポートされている82.00-10が切れるのかに注目。本日は豪雇用統計(サプライズは悪い結果)に注目となります。

BOSS:株式市場は心配ですね。リスクオフ地合いが続きそうな展開です。
原油価格上昇も空気感を悪くしでます。
戦略:クロス円に関してはkeep。欧円、英円共に昨日のこの時間のlevelとほぼ変わらず…株式市場動向を鑑みると「もっと下がってても良さそうなのに…」と思ってしまいます。昨日、欧円は130.00手前で二度失速。ダブルトップを形成。先程少し売り増しました。130.00抜けでこの分はカットします。
Eur$: 一日を通して静々と下値を切り上げる展開でしたが、値幅は限定的。日足雲抜けcloseしたかに見えましたが、また雲中に戻り ~昨年12月からのトレンドラインにサポートされてます。s/l1.14抜けでkeep。

Ken:了解です。では本日も頑張ります♪

BOSS:(^o^)

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