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2021/11/25 ドル高・ドル高!

Ken:祝日明け、115円台でオープンしたドル円は実需のドル買いが先行し115.25lvlの高値更新、ただ日経が軟調、時間外の米10年金利が低下したこともあり114.92lvlまで下落。

RBNZは予想通り25BP利上げを決定、Sell the fact で0.6895lvl、対円で79.25lvlまで下落、オア総裁の政策金利には慎重に対応とのコメントがネガティブ要因になったのか。
岸田首相は石油の国家備蓄の一部売却を決定と発表しましたが、原油は底堅く推移し相場への影響は無し。

欧米時間、独3党による連立政権合意の報道を受けユーロ買いが先行し1.1255lvlまで上昇、同じタイミングでドル円は114.82lvlまで下落。
11月独IFOは予想比弱くユーロの上値は重く推移、また本日中にドイツがロックダウンを導入との噂が流れ、ユーロ売りが加速し、一時1.1200lvl、ユーロ円128.70lvlまで下落。

ドル円はユーロ円の下落に上値を抑えられていましたが、時間外の米10年金利が上昇に転じたことで緩やかに下値を115.20lvlに切り上げる展開。

米3QGDP改定値・11月米耐久財受注とも予想比弱かったものの、前週分米新規失業保険申請件数が大幅に強い結果になりマーケットはドル買いに、また注目の米PCEデフレーターは予想比弱いが前年同月比5%と強い結果に、10年金利は一時1.69%台まで上昇し、ドル円は115.50手前、ユーロ1.1186lvlの安値をヒット、独連銀総裁が経済成長は6月予測より減速する可能性を指摘したこともユーロにはネガティブ要因に。

FOMC議事要旨でテーパリング加速の正当性を支持するメンバーがいたことで、ドル円は高値115.52lvlをヒット、ただ米長期金利が下落してることもあり、ドルは引けにかけて若干上値を切り下げて終了。

トルコリラ(通称ターキー)は前日の暴落の反動で一時9.9500lvlまで上昇する場面もあり相変わらずのボラタイルな動き、やはり感謝祭を意識した動きなのか(七面鳥だけに)?

株価は、感謝祭前にポジション調整がメイン、ダウは金融が足を引っ張り上値が重く、ここ数日調整がきつかったナスダックはプラス圏で堅調。

原油は、前日のOPECプラスの増産見直しの噂を材料にした買いが先行し一時79.20lvlまで上昇、ただ週間在庫統計で積み増しが発表され売りが優勢になり前日比若干マイナスに。

ポジションは、ドル円を114.90でスモールロングに、ユーロショート・カナダ円ロングはキープ。

BOSS:週次新規失業保険申請件数が1969年以来の低水準‼︎ 
10月コアPCEが1990年11月以来の伸び‼︎
雇用が強く、インフレ、且つ、FOMC議事録でも一部メンバーがテイパー加速支持って事で2年債利回り上昇〜ドル上昇となった1日でした。

ポジション:ドル円: 買いゾーンが見事にハマり、時間基準がサポート。best scenarioが実現しました。イントラデー分はSQにし、根bull分ロングを残してます。
Eur&Gbp: 手を出せず…

Ken:さて本日は、独3QGDP改定値、ECB理事会議事要旨、また米感謝祭で休場です。
ドル堅調地合いは変わらず、DXYは日足で5日線96.30lvlをサポートに長い陽線を形成、2020年6月の高値97.80lvlが視野に。ただRSIが高水準なのが少し気がかりですが…

戦略:ドル円ロング(113.75)、ユーロショート(1.1330)、カナダ円ロング(89.95)
・ドル円は日足で陽線継続、MSCDゴールデンクロスで上目線変わらず、転換線114.55、基準線114.12がサポートで2016年12月高値118.66が当面のターゲットに。短期で21時間線115.19lvlがサポートになると想定し、そのレベルでは買い増し予定。

・ユーロ日足陰線継続、戻りがなくて売り増しできない状況。転換線1.1325が遠く感じます。短期時間足雲1.1250-65が上値を抑えてる状況も変わらず、ショートキープ!

・カナダ円は日足の雲が上昇し下値を切り上げてます、本日の雲上限は90.20。日足基準線91.35lvl、8時間足雲91.20-45をブレイクすると更なる上昇も期待できます。短期で時間足転換線・基準線・21時間線のある90.80-90がサポート。

BOSS:パウエル氏再任、高いインフレ系指標で来年利上げ確定@米国。議論は2回⁇3回⁇‼︎ってとこまで一気に進んでる模様。

問題は株価です。机上論的には、金利上昇→株価下落。テイパーが進めば、市場からお金が減る訳ですから調整必至‼︎ 果たして…
現状のインフレ圧力は、供給不足(需給ギャップ)と人手不足が主因との事。需給ギャップに関しては来年央までには解決との予測も多く、人手不足が解決すれば来年の米国はパラダイス‼︎ 中銀勢が引き締めたとて、金余りの状況は変わらず、債券が買い辛いなら、不動産、株式市場へと向かわざるを得ないとの見方もあり…調整も軽微なものとなる可能性ありです。

一方、日欧vs米国の中銀スタンス&経済格差がエゲツない事になってます。当然、その結果が現状の為替レベル。コロナ発生直後のドル安値から両通貨共10%近く下落。状況に変化無い限り根bull継続。株式市場には要注意。金利動向に敏感なNasdaqを筆頭に調整が大きくなりそうなら見直しが必要となるやもしれません。

戦略:ドル円: 米国祝日で動きが鈍くなる予想。米時間外金利&株価を注視しつつ、明日はスポ末ですし、月末のドル需要ありと見て買い回転したいと思います。
絶好調時間基準@115.17と時間雲上@114.95(雲下@114.55)がサポート。イントラデー的に115.15/25は買いたいゾーンとなります。
買えたら115.40/50は売りゾーン。

Ken:確かに株価動向が気になりますが、あくまで調整の域を超えなければ、円売りストーリー継続なんですかね。ナスダック特にSOX指数に注目してます。
では本日も頑張ります♪

BOSS:(o^^o)

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