2022/6/30 米PCEデフレーター❕

Ken:136.10台でオープンしたドル円は、日経の下落・時間外の米10年金利の低下を受け上値の重い展開、東京仲値でのドル買いをこなすと、一気に135.90割れまで下落、ユーロ円143.00・豪円93.80lvlまで。5月豪小売売上高が予想を上回る結果で豪円は94円台を復活、連れてドル円も136.25lvlに下値を切り上げる。その後独ノルトライン・ヴェストファーレン州6月CPIが大幅に低下したことで、ユーロ売りが優勢に、また時間外の米10年金利が3.12%台に低下したことでドル円も136割れに、結果ユーロ円が143.45lvlから142.50割れに急落。
欧米時間、ドル円は堅調な米10年金利を横目にじりじりとドル買いが進行、1-3月期米GDP確定値・個人消費は共に下方修正、136.35lvlに小幅下押しする場面がありましたが、高値上抜けを目指す短期プレーヤーのドル買い意欲は強く、またパウエルFRB議長の景気よりも物価の安定重視とのコメントから7月75bp利上げへの警戒が高まり、137.00高値をヒット。その後は大台到達達成感から利確の売りが優勢になり136.35lvlまで下押し、米10年金利が3.09%割れまで低下したこともドル円にはネガティブ要因に。
ユーロは、6月独CPI速報値が弱く売りが先行、FRBによる金融引き締め加速が意識されドル買いが優勢になると一時1.0435lvlまで下落。ユーロ円はドル円の上昇に連れて一時143.85lvlまで上昇するものの、ユーロの下落につれ142.50lvlまで上値を切り下げ、行って来い。
スイスが熱い、ユーロの下落に伴い、ユーロスイスがパリティを割り込み下げ足を加速、一時0.9965lvlの安値をヒット。スイス円も前日の高値を上抜けると更に一円上昇し143.75lvlの高値更新。
通貨強弱(24時間):スイス>米ドル>カナダ>NZドル>円>豪ドル>ポンド>ユーロ
株価は、パウエル議長のコメントから売りが優勢に、ただ期末リバランスに伴う買い意欲もあり、3指数とも前日比小幅な動きとなりました。
原油は、週間在庫統計での在庫取り崩しを材料に一時114.00lvlまで上昇、ただドル買いが過熱したことで利確の売りが優勢になり109ドル前半まで下落と相変わらずの変動幅。
ポジションは、スイス円ロングキープ。

BOSS:パウエル議長「ドル相場に我々の責務は無い。金融状況のひとつ」
黒田総裁もこう言い切りたいんだろうなぁと思いつつ~ドル円は137.00touch‼︎
ECBフォーラムでの発言は結構「鷹」と捉えられたものの、結果的に米債は買われ金利は安値引けとなりました。
ポジション:ドル円: なんと、指定買いzoneに一瞬下がり、極小ながら買えました‼︎
しかし、予定通り136midで利確。
SQです。

Ken:さて本日ですが、6月中国PMI、5月独小売売上高、1-3月期英GDP改定値、6月独雇用統計、4月カナダGDP、5月米PCEデフレーター、6月米シカゴ購買部景気指数となります。またOPECプラス会合開催です。
金融政策の方向性が相場の軸、日米の金利差拡大、SNBサプライス利上げ、利上げモードながら主要国と南欧の利回り格差からPEPP再投資のECB、強弱関係が鮮明に…本日は米PCEデフレーターが強ければこの動きが継続すると推測。ただ月末・2Q末でフローには要注意。
戦略:スイス円ロング【141.40】
・スイス円は日足陽線継続で強い。5日線142.18・転換線141.42がサポート。ただ2日続けて日足上髭形成してることもあり、時間足雲142.17-141.62を下抜けで一旦ロングは利確する予定。
・ドル円は日々高値更新し強い。5日線136.00・日足転換線135.63まで上昇し下値をサポート。短期では時間足雲(現状135.95-45)に引き付けての買い回転を予定。ただ米PCEデフレーター次第では月末期末フロー終了後に一旦の調整売りの可能性もあるため要注意。

BOSS:P議長は、「困難を極めるものの、インフレを2%程度に抑え込みつつも、景気後退させない事が可能な程、米経済は強い(超訳)」との事で、株式市場はそれほど反応出来なかったものの、ドルは買われ、結局、米債券も買われました。
一方、欧州は6月独CPIの伸び率低下でEurは売り…EurChfがparity割れ‼︎ 約7年半振りらしいです。
で、円…1989年来の137円‼︎ しかし、昨日は最弱通貨とはならず~来月の黒田組総会でスタンス変更があるのか!?~引き続き注目となります。
原油は乱高下。米エネルギー省の発表で大幅な原油在庫取り崩しが確認されると一時114ドルまで上昇。その後は、OPEC会合を控え、増産の思惑有りとかで109low迄下落。ほぼ安値引け…
戦略:ドル円: 米金利動向を見ると、一旦、特に東京時間は、137.00touchで達成感も有り、調整気味推移を想定してます。
ただ、本日は月末且つ、半期末日‼︎   特殊フローも有りそうですし、要注意となります。
米時間になると全世界注目のPCE deflator。数字次第では大ドル買い祭りとなる可能性あり。
イントラデー的には、時間雲が現状135.50/136.00。今後上昇となり、雲近辺は買いzone指定。雲抜けs/l。

Ken:了解です。では本日も頑張ります♪

BOSS:頑張ろう!

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