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2022/2/16 FOMC議事要旨

Ken:10-12月期日本GDP速報値は予想を下回るものの、7-9月期を上方修正、相場への影響はほぼなし。ドル円は115.50lvlでオープン後は、実需のドル売り、米国債の利金に絡んだ円買いも観測されて一時115.30lvlまで下落。米国務省がベラルーシ在住の米市民に対し出国勧告を出したことを受け、株・クロス円売りが優勢になったこともドルの上値を抑える要因の一つに。
RBA議事要旨はインフレ懸念があるものの、利上げに慎重な姿勢を示したことで、豪円の上値は重く、東京午後の株売りに82円割れに下落。ユーロは総じて底堅くユーロクロスの買いが下値をサポート。
欧米時間、ロシア軍の一部がウクライナ国境から帰還したとの報道、プーチン大統領が安全保障を巡り米欧との協議を継続と示唆したことで、リスク回避の動きが後退、欧米株が大幅反発・金利上昇・クロス円買い戻しの動きが優勢に、ユーロ円132台、豪円82円後半に、連れてドル円も115.60台に上昇。2月独ZEWは予想を下回ったものの、リスクオンのドル売り環境下では影響は限定的。
1月米PPIは予想を上回り米10年金利は2.05lvlまで上昇、ドル買いが加速しドル円は一時115.87lvlの高値をヒット。ユーロはこのドル買いに1.1320割れまで上値を切り下げたものの、堅調な株価を受けユーロ円の上昇がユーロの下値をサポート、一時1.1370手前まで買い進まれる展開。
株価は、ウクライナ情勢の警戒感緩和から買いが優勢になり、3指数とも大幅上昇。
原油は、ウクライナの地政学リスクが低下し調整の売りが優勢になり、90ドルミドルまで下落。
ポジションは、運よく豪円を82.00lvlで利確、ユーロロング・豪ドルショートはキープ。

BOSS:演習を終えた一部露軍隊撤収の報で相場は反転。相当短期筋がショートになってた様で、米PPIを受け高騰する米金利を横目にドルインデックスは下落…
ポジション:ドル円: 朝イチ予定通り115.55で極小ショート。30/35への下げでSQ。
Eur: 横横の動きで、低下してきた、重いはずの時間基準を抜けしまい手を出せず。
欧円: 露軍撤収newsでカットorz

Ken:さて本日ですが、1月中国CPI・PPI、1月英CPI、1月米小売売上高、FOMC議事要旨となります。
昨日はウクライナ情勢の楽観論からリスク回避の巻き戻しの動きとなりましたが、あくまで調整の買い戻し。本日がXデー、またバイデン大統領はロシア軍撤収はまだ確認していないとコメント、油断禁物と思ってます。ただウクライナ関連は短期での雑音と認識しているため、本筋は米利上げペース加速からの金利・株価動向、ですから本日のFOMC議事要旨には注目です。中期でのクロス円の売り場探しがメインシナリオ。
戦略:ユーロロング【1.1275】 豪ドルショート【0.7250】
・ユーロは日足で陽線で雲突入、下落圧力一服感ありに見えます。21日線1.1330lvl・基準線1.1308がサポートラインで意識されるものの、雲上限1.1400を再度上抜けるまでは上値も限定的。短期では時間足雲1.1315-80(現状)を上抜けできるかに注目。ロングキープですが豪ドルショートで一部ヘッジ継続中。
・短期で特にクリアなアイディアがなく、金利・株価動向をもう少しみてチャートサーフィンします。

BOSS:ウクライナ情勢楽観論には私も懐疑的です。「露軍一部撤収」報道に盛り上がる中無視されたのが、「ウクライナ国防省&銀行2行:サイバー攻撃確認」とのnews。ウクライナの戦略コミュニケーション・情報セキュリティセンターは声明で露の関与を示唆。
また、欧州匿名外交筋(誰やねん?)は「物理的侵攻はサイバー攻撃から開始される可能性が大きい為懸念に値する」との事。
先日流れた噂では「16日X-day 」--今日です。
独首相と会談し、対話継続を約束したばかりなので、突然の侵攻は無いとは思いますが…
戦略:ドル円: 実は「露軍撤収」newsで欧円cutと同時に115.55levで極小ロングしました。最強PPI=米金利高&薔薇色株式市場にも関わらず、まだこのレベル‼︎⁇と言うのが正直な感想です。
短期のショートカバーvs溜まったロングの利食いが交錯してるのかも知れません。時間足雲を抜けましたし、日経も高く始まりそうですしkeepしますが、X-dayでもあり、時間雲割れにはs/l orderをセットし、突発的な動きに巻き込まれぬ様対応。昨日高値115.85近辺あれば利食いたいと思います。

Ken:了解です。では本日も頑張ります♪

BOSS:(^^)

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