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2021/9/1 ドルロング再構築への検証!

Ken:月末株安アノマリー敗れる!
NZのショートカバーが先行、NZ円は直近の高値77.05-10をブレイクすると一気に77.50lvlまで上昇、豪NZは1.0400をブレイクし一時1.0350lvlまで。ドル円は月末フローに絡むドル売りが上値を重くし、日経が300円超の大幅上昇したことで、リスクオンのドル売りが優勢に一時109.80lvlまで。ユーロは次回のECB理事会での資産買い入れの減額の観測もあり底堅く推移し、直近の高値をブレイクし1.1830lvlまで上昇。注目の中国製造業PMIは予想を下回る結果でしたが50はキープ。上海・ハンセン指数は売り先行で始まったものの、日本株の上昇に連れてマイナスから一気にプラス圏に。豪円は堅調な株価につれる形で80.63lvlまで上昇。欧州時間、8月ユーロ圏HICP速報値が2011年以来の高水準、独10年金利の上昇と共にユーロの買いが優勢に、一時1.1845lvl、ユーロ円は130.17lvlまで上昇。その後は欧州株がマイナス圏に沈んだため、ユーロ円・ポンド円が下落し行って来い、ドル円はクロス円の動きに合わせて109.95lvlから109.70割れに。NY時間、米住宅関連指標は概ね強い結果となりドル買いに、8月の米シカゴ購買部景気指数・消費者信頼感指数が予想を下回り、10年金利が1.26%台に低下し再度ドル売りに押され109.60割れに、そして月末に絡んだロンドンフィックスはドル買い、一気に110円台にと右往左往マーケット。菅首相は9月中旬に衆議院解散に踏み切る意向と報道されましたが反応薄。ユーロも月末ドル買いに押され1.1800割れに下落。またオーストリア中銀総裁・オランダ中銀総裁から、PEPP縮小・終了に関するコメントがありましたがインパクトは限定的。株価は月末の利確の売りが優勢になり、3指数ともマイナスで終了。原油は中国の製造業PMIが弱かったことから、上値が終始重く推移。
ポジションは、ユーロのショートを1.1810越えでカット、ユーロ円は当初130.10でカット予定でしたが、ユーロを早めにカットしたので、130.13で売り増し、slを130.60にセット。

BOSS:株価:日経含めアジアは概ね堅調。欧米は頭の重い展開。
ECB一部メンバーによる鷹派発言。
米10年金利: 景気指数・消費者信頼感指数が予想比弱く、一時低下したものの、反発~上昇。
為替界はWMR(月末FIX)前後に荒れ、ドル円は109.60から110.10近くまで反発。
Eur&Gbpは高値を付けた後反転下落…
ポジション:ドル円: 頭の重い米金利を見ながら、何度となく売りそうになったものの、異様な日経買いを見て自重。手を出さず。
Eur$: 日足雲下売り指値hit。極小ショート。
Gbp$: 1.3805s/l hit…タイミングとしてはEur$の売りが付いたタイミングとほぼ同時。慌てて売り直し@1.3785。

Ken:さて本日ですが、4-6月期豪GDP、8月中国財新製造業PMI、8月ユーロ圏・英製造業PMI改定値、8月米ADP、8月米ISM製造業となります。
昨日に引き続き本日も中国の製造業PMIが50をキープできるかに注目。米ADPは注目ではありますが、予想値を大きくブレない限りインパクトは限定的と想定。日本の選挙情勢、LDP党役員人事にも注目。
ドルインデックスが日足で長い下髭を形成し注目していた92.45lvlをクローズベースでホールド。まだMACDデッドクロス・RSIが50以下と底打ち感はありませんが、米10年金利を見ながら再度ドルロングを検討。ただユーロ圏金融当局者からのタカ派なコメントも出ているので、ユーロよりもテクニカル的にポンドのショートにしようかな…
戦略:ユーロ円ショート(130.60)
・ユーロ円は日足で陽線継続ではあるものの、厚い雲下限130.05lvlをクローズベースでブレイク失敗。134.12-127.93の下落38.2%戻し130.30、7月高値130.56がレジスタンス。下値は129.25-35に21日線、200日線、日足基準線がありサポートは変わらず。短期で時間足雲(現状129.60-45)を下抜けできるかに注目。
・ポンドは日足雲1.3765-1.3910、200日線1.3807に上値を止められ、長い上髭を形成。6月高値1.4250lvlからのトレンドラインが1.3850lvlにある事からも、1.3765lvlからのショートメイク検討。
本日もイベント色々、明確なトレンドが出ていないことからフットワーク軽くいこうと思います。

BOSS:気になるのは昨日の日経謎の反転上昇…
月末特殊要因説、緊急経済対策期待説、小池新党結成&二階派自民離党からの新党合流説等々聞こえて来ました。欧米が重い展開の中、先物も0.2%程度の下げで、昨日日中の上げを容認した感じです。
菅総理は、自民党員に信を問う、自民党総裁選を嫌い、国民に信を問いたいと考えを改めたとかで、今月半ばの衆議院解散速報も出てきました。ジョーの情報では、菅&二階で選挙に挑んだ場合、少なくとも50~55議席(自民党単独過半数を失う)、最悪では80議席(自公でも過半数を失う)減らすとの独自調査結果もあるそうで…政局不安ちゃうん??! なんで日経買えるん??と思ってしまいます。
そう言えば、カナダGDP! 4-6月マイナス転。G7内では最初に利上げする優等生だったはずなのに…一部リサーチによると、雇用がままならず、半導体等「物」「材料・部品」の調達が困難であった事が原因とか?!  米国の経済指標でも最近悪いのが散見され、気になります。
戦略: Eur$:極小ショート。ECBメンバーの鷹派発言が気になります。今後の舌戦には要注意。
テクニカルでは、時間雲($1.1770/95)がサポート。ショートは一旦close。今後時間雲は上昇(1.1790/1.1820)。日足雲下(1.1840lev)、時間雲突入&下抜けでまたショートにいきたいと思います。
Gbp$: 長い上ヒゲを伴い、既に時間雲とバトル中。こちらはs/lを1.3810としてkeep。
ドル円: NYC終値を109.50/110.10内と限定してほぼ2週間…需給が拮抗してます。「政局不安」は海外ファンドの好むネタ。米金利上昇ならロングも面白いかなと思い始めてます。イントラデーは久々にロングから。時間雲が109.86/98。基準&転換が109.83サポート。109.75割れで半分はカット。残りは109.40s/l。利食いは110.15から…当然、米金利動向注視です。

Ken:了解です。では本日も頑張ります♪

BOSS:(^-^)/

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