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竹美映画評

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アデイonlineからnoteに移行して、自分で書いてみた映画評です。
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#木下恵介

竹美映画評92 戦争に取り囲まれた平和 『少年期』(1951年、日本)

久しぶりの日本映画、木下恵介の作品『少年期』を観た。 あらすじ 昭和19年、東京に住む少年…

竹美映画評㉚ 身分格差を笑いで乗り越える戦後日本の活気『お嬢さん乾杯!』(1949年…

木下恵介映画の素晴らしさを私一人が独り占めしているような気がして仕方ないので、今日は木下…

竹美映画評評26 疲れた四十路は昭和を夢見る 「異人たちとの夏」(1988年、日本)

バブル期真っ盛りの東京で、少し疲れた四十路の放送作家おじさんが体験した夏の怪談映画。 ht…

竹美映画評11  定職につかず生涯独身の男性、寅さん

日本は、総理からして一億総活躍社会とか言い出すくらい、働くことに妄執を持っている社会であ…