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〜介護を支えていく方が心が軽くなり、笑顔でいてほしい〜

それが私の願いです。

現役の介護士であり、介護セラピストでもある夏希優太です。

私自身の現場での経験から書いていることもありますが、少しでも介護に関わる皆さんのヒントになれば幸いです。そしてひとりでも楽な気持ちで介護に関わっていただけたら嬉しいです。

今週は先週に比べて凌ぎやすい一週間になりそうです。
けれど台風が近づいてもいるようなので、お気をつけくださいね。

では早速、今日のお話へ入っていきます。

今日のお話は、物事の観方についてのお話です。

聞いたことがある方もそうでない方もいらっしゃるかもしれませんが、物事の捉え方の一つとして「すべてのことは自分にとって必要で起きている」という観方があります。

文字通り、その人にとってその出来事、経験が必要だから起こっているという視点。そこから学びがあるということ。

けれど、介護の大変な渦中では絶対にこのようには思えないと思います。何でこんなに大変なことが自分の身に起きるんだろう。そう思うのが普通です。

思えないときはそれでいいです。今実際に大変な状況にあれば、そう思えません。思えなくともよいので、ひとつの観方としてこういうのもあるんだという認識でもよいです。

けれど時間が経ったときには、必ずそれを経験してよかった、その出来事が自分にとっては必要だったんだなと分かる時がきます。

私の話を少しさせてくださいね。

私は介護のお仕事をしてきた中で過去に役職の任を降りた経験があります。

今の会社に入社して少しずつ積み重ねていく中で、主任を任されることになりました。

最初は任されたことによる嬉しさとよりよい環境に変えていくんだという意気込みでいました。けれど、一スタッフでいた時と役付きになってからの周りの人との関係性の変化や責任に対するプレッシャーから少しずつ心や身体が変調をきたすようになりました。

仕事に行くのが怖かったり嫌だったり、笑わなくなったり、考えることも後ろ向きだったりよくないことを考えるようになりました。

そんな精神状態でいるので当然フットワークも重く一人で色んなことも抱え込みすぎて、色んなことが後手に回ってしまい更にそれで落ち込むという負のループに入っていました。

結果として上司とも話をして一度任を外れることとなりました。

このことを通して私が気づいたことは、

・ひとりで抱え込まないこと
・周りに頼るということ
・キツイ時はキツいと意思表示をすること(弱い部分もさらけ出すこと)
・完璧主義でいなくともよいこと

こうした部分に気づくこと、またそれを実践していけるようになるために必要なことだったんだなと分かりました。

でもすぐにそう分かったり受け入れられた訳でもなく、しばらく時間が経ってからでした。

今日は私自身のこともお話させていただきましたが、今皆さんが親御さんや利用者さんの介護に関わる中で色々経験していることも必ず自分にとって必要で起きているのです。

だからこうした観方も一つとしてあるんだということを知っていただけたら幸いです。

【今日のワンポイントレッスン】
・起きることは、すべて自分にとって必要であるということ

今週も元気にがんばっていきましょう♪

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