【今という時を大切に生きていらっしゃる】
〜介護を支えていく方が心が軽くなり、笑顔になってほしい〜
それが私の願いです。
現役の介護士であり、介護セラピストでもある夏希優太です。
今日もこちらのお話が皆様にとってお役に立てれば、幸いです。
では早速、今日のお話へ入っていきます。
今日は、日々認知症を患っていらっしゃる皆さまと関わる中で感じることを書いてみたいと思います。
認知症の特徴のひとつとして短期記憶が残らないというものがあります。直前に聞いたり行ったことが記憶に残らない。そうして同じことを繰り返し聞いてしまう。また例えばデイなどでイベントをしてその時はとても楽しまれるし、楽しかったと喜ばれます。けれど少し時間が経つとそこの記憶が抜け落ちてしまう。
同じことを何度も繰り返し尋ねられると介護者の方はそれを覚えているため「さっき言ったでしょ」と言ってしまいそうになりますが、利用者さんや親御さんからすると毎回聞いたその時が初めてなのです。
そうした皆さんの姿をみている中で感じることは、常に今を懸命に生きているんだなということ。
記憶に残らないとしてもイベント等が行われるときにはそれを楽しむし、同じことを何度繰り返し尋ねたとしてもそれも聞くことで進んでいる。一つ一つの体験を今を積み重ねていらっしゃること。
私自身もここから学ぶことは多いです。
今を大切に生きていく。その積み重ねが人生を作り上げていくのだと思います。
日々利用者の皆さんから大切なことを教えていただいています。
【今日のポイント】
・今を大切に生きていくということ
今日も読んでくださり、ありがとうございます♪
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