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【野球】ベンチの仕事③「ランナーコーチャー」

初めまして。
別の記事を読んでいただいた方は、いつもありがとうございます。

今日は野球のベンチの選手の仕事において、専属の選手が必要になるレベルで大切な仕事「ランナーコーチャー」についてお話したいと思います。


ランナーコーチャーの仕事①「ランナーへの走塁指示」

まずは導入も兼ねて、実際にプレーしたことがある人なら「そんなん知ってるよ!」というお話からしたいと思います。

野球にそこまで詳しくない方も、ランナーが三塁ベースを回ってホームに向かって走っていく際に、三塁ベースの側で手をぐるぐる回している人を見たことがあると思います。

あの人がランナーコーチャーです。プロ野球だと実際に普段の練習で走塁を指導しているコーチがその役割を担当するのでややこしいのですが、アマチュア野球(特に高校野球以下のカテゴリ)ではベンチ入りの選手や打順がまだ回って来ない選手が入ることが大半です。

そのため野球部に在籍経験のある方なら一度はコーチャーをやったことがあると思いますし、大体のやり方は知っている!という人がほとんどだと思います。

三塁コーチャーは信号機として大切な役割を果たす
※快音ドットコム様から引用

相手の守備の選手や打球の状況を見て、

・そのままベースを回って走れ!(ゴー)の指示は手を回す、
・ベースに止まれ(ストップ)の指示を画像のように両手を出す、
・途中まで走って止まれ(オーバーラン)の指示は止まってほしい場所に右手を出す(踏切のバーのようなイメージで)
・ベースに滑り込め(スライ)の指示は両手を下に何度も下げる

などのジェスチャーと声で指示を出します。

これをランナーが見ることで、打球を見るために振り返る(減速する)ことなく最速で判断をすることができるということですね。

とはいえ完璧な判断をするのが難しい

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