マガジンのカバー画像

作者のひみつ(仮)

12
作業中の『作者のひみつ(仮)』の下書き置き場です。
運営しているクリエイター

記事一覧

『作者のひみつ(仮)』改 第10章

 10章 文学の「革命」・理想としての「読者」 いつもの研究室ですが、今日はいつもと違っ…

クワバラ
3年前

『作者のひみつ(仮)』改 第9章

9章 「作者の死」について  季節も秋を迎え大学のキャンパスを歩く人たちも装いを変えてき…

クワバラ
3年前
1

『作者のひみつ(仮)』改 第8章

8章 〈仲介者〉はいかに作者のイメージを広めるか? 2 年譜  いつもの木曜午後の研究室…

クワバラ
4年前
2

『作者のひみつ(仮)』改 第7章

7章 〈仲介者〉はいかに作者のイメージを広めるか? 1 評伝・伝記  一ヶ月後のいつもの…

クワバラ
4年前
1

『作者のひみつ(仮)』改 第6章

6章 作者による自作解説 三週間後の木曜午後、今日はいつもの研究室ではなく先生に連れられ…

クワバラ
4年前
9

『作者のひみつ(仮)』改 第5章

   5章 作者の売り手としての自覚 一ヶ月後の木曜日五限、いつもの研究室にいつもの三人…

クワバラ
4年前
8

『作者のひみつ(仮)』4章

4章 《仲介者》はいかに作者イメージを広めるか? 1 肖像写真 作者のイメージと顔  わたしたち読者は作者をイメージする時に何を手がかりにするでしょうか。作品の内容や彼らの思想といった抽象的なものよりも、一番わかりやすいのは、作者を描いた肖像画や肖像写真ではないでしょうか。そして、作者がどのような外見をしているか、作者はどういう顔なのか、ということと作品とは関係が無さそうですが、実際は多くの受容者は外見・顔と作者をつい結びつけてしまう習慣を持つようになっています。  第一章で

『作者のひみつ(仮)』改 ある木曜日の午後

 小さな大学の文学部の小さな校舎、その中のある研究室でこん、こん、こんとノックの音がしま…

クワバラ
4年前
5

『作者のひみつ(仮)』3章

   3章 《仲介者》という存在 作者中心の表現観の相対化  前章で説明したように、著作…

クワバラ
5年前
2

『作者のひみつ(仮)』2章

   2章 著作権と作者 著作権の歴史  産業資本主義が出版を産業化する中で、作者に関わ…

クワバラ
5年前
2

『作者のひみつ(仮)』1章

   1章 わたしたちが生きている時代産業資本主義が確立する前の芸術・文学  序章で述べ…

クワバラ
5年前

『作者のひみつ(仮)』序章

   序章 作者のなにが問題なのか?作品と作者の特別な関係  文学に限らず、絵画・音楽・…

クワバラ
5年前