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さいたま新都心駅に南口、市役所口の新設を提案しました

 2024年2月26日のさいたま市議会予算委員会で、さいたま新都心駅に南口、市役所口の新設を提案しました。以下議事録速記録から抜粋します。

○竹腰連委員
 新都心駅の南口、市役所口と言ってもいいかもしれませんが、新改札口設置について伺います。
 今後、市役所移転に伴い、さいたま新都心駅の利用者は大幅に増えていくことが予想されます。
 今、さいたま新都心駅の1日の乗降客数は9万8,664人と調べると出てきます。これが、さらに庁舎が移転することによって増えていくということが想定されますが、そこで駅南側の端に東西コンコース的な改札口をつくり、市役所予定地と現状存在している東側のコンコースを連結する形で、国及び予定されている市役所利用者がそちらに流れるということで、駅利用者と分けてスムーズな人の流れができるのではないかと思います。
 また南口、市役所出口ができれば、市役所利用者の利便性が図れると思います。こうした提案をJRに対して行ってほしいと思いますが、見解を伺いたいと思います。
 また、この市役所口が現実的になれば、建設が予定されているデッキがいるのかどうかということも含めて再検証できるのではないでしょうか。
 代表質問でも私は指摘させていただきましたけれども、やはり公費を縮小するという工夫というのも、やれと言うだけじゃなくて、こういうのはどうですかというのも私からも幾つか提案していきたいと思います。その点も踏まえて、どういった見解をお持ちなのか伺いたいと思います。

○都市経営戦略部参事(企画・SDGs推進担当)
 委員御指摘の事項については、一部、都市局の所掌事項となっているところもございますが、現時点におきましては、新たな改札の増設について都市局の方から提案した実績はないと伺っているところではございますが、今年度実施いたしました新庁舎整備基本計画の策定や新都心まちづくりビジョンの改定に係りますパブリックコメントでは、市民の方から御意見をいただいているところでもございます。
 市役所移転後の新庁舎へのアクセスに関連するところでもございますが、新庁舎だけではなく、全体のまちづくりの観点で都市局と連携しながら、課題や必要性を整理した上で、必要に応じて鉄道事業者等へ要望を実施していくというふうに考えているところでございます。
 また、デッキ通路についてでございますが、来庁者のアクセスの利便性の向上などを踏まえますと、整備することを前提に検討しているところではございますが、そういった方向で今後も進めていきたいとは考えているところでございます。

○竹腰連委員
 やっぱり、さいたま新都心駅をどう市庁舎とともに形作っていくかというのは、我々もいろいろな提案をさせていただきたいというふうに思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げたいと思います。

□ひとこと解説
 
質疑答弁では、課題を整理した上で、JRに要望していくことが明言されました。事前のレクでも必要性をうったえ、前向きの検討がなされています。
 新市庁舎と駅を繋ぐアクセス性の向上は、行政にとっても市民にとっても、民主主義を担保する上でも必要な施策です。引き続き、新都心駅に市役所出口の新設を求めていきたいと思います。

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