2023年9月18日(月) 故内田聡明氏を偲ぶ飲み会に参加したよ。

連休二日目。
朝から某書斎に出向いて明日の老人ホームコンサートの選曲、レコーディング用のデータ作成など。

午後、Opa hairstyleにて髪を切る。

その足で池袋。
妻と買い物行脚。
その前にお腹が空いたので、某飲食店にて食事。注文したものの味付けに感心。これならマネ出来そう。こうやって味を勉強する…なんて偉そうなものではない。
それにしてもそのお店のホールスタッフの気の利かなさはなかった。
5名くらいスタッフがいるのにホール側を背にして作業や会話をしている。メニューを決め終わったのに一向に注文を取りに来ない。
僕は「すいません」と言って店員を呼びつけるのが好きではない。自分がレストランで働いていた時は、お客さんの動向に気を払いスマートに作業するよう指導されていたと思う。たぶん。
ともかくお客さんの方に背を向け続けたら、注文したい人、お水が欲しい人など捕捉できない。これは会社の指導不足なのか、バイトの質の問題なのか。不快にはならないようにしたけど、食べたものが美味しかっただけに残念でならなかった。

帰宅後、ながさきむら村議会でもお世話になってる近所のスタジオで、俳優で演出家の故内田聡明氏の追悼の会に参加。ぼくは役者でもなんでもないんだけど、晩年の内田氏とは長門薫氏の縁で仲良くさせていただいた。
とはいえ僕が知っていたのはほんの一部の彼の姿。どんな人だったのか関心があった。
役者の人たちは酒を飲みながらずっと芝居の話をしていた。こういうの噂には聞いていたのだが、酒を飲むと演技論を語り続けるというのは都市伝説ではなく本当だった。
みんな役者だから声や会話の間が上手く、単に思い出話を話しているだけなのに、トークショーを見ているようで、観客として楽しんでいた。
内田氏とのエピソードや悪口なとモザイクのように話題が散りばめられていて、いつしか僕の中の彼の姿は深みを増していた。こうして故人の話、故人が好きだった事の話、故人の悪口、それらを生きている人たちで楽しく分かち合う事が追悼なんだな、と思った。
改めて内田聡明氏のご冥福を祈ります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?