暇つぶしにサクッと書く近況(無料記事)

やきとりキングは修繕工事のため3月25日(金)までお休みです。

改装工事だと思われていて「リニューアル楽しみっす!」とか言われがちですが、あくまで内部の、具体的には水回りの修繕なので、店構えがめっちゃカッコ良くなるなんてことはなく、26日にはいつものやきとりキングがいつものように開店するという運びになります。
長年やっているとどうしてもガタがくるものでして、これからも末長く続けるためにも出来る修繕するしかないというのも店舗営業の宿命というものです。お金もかかる…。

お休みといえども店舗に来て立ち会いをしなければなりません。今日は僕が午前中を担当しているのですが、立ち会いなんて言っても焼鳥と音楽以外に取り柄がない僕は特にすることがありません。なのでシラスで番組を聴きながらこうしてフリースタイル文章を書いたり時々ギターをいじったりしています。

それにしても工事業者の技術を垣間見るのは楽しいですね。馴染みのない道具でガガガ!とコンクリートを剥がしたり、セメントを練っているのですが、やった事ない僕から見るとその手際の良さに感動すら覚えます。彼らにとってみたらいつもの仕事で、言ってみれば僕にとっての焼鳥仕事と同じなのでしょうけどね。こんな言い方は失礼かもしれませんが、いわゆる「ヤンチャ」なイメージの人なんですけれど、仕事に対しては本当に経験に基づいた緻密さで計画を説明してくれます。技術屋さんは普通にしていたら絶対に会うことがないタイプの人で、誤解を恐れずいえば「文化が違う人」です。でもこうして仕事を通じて知り合い、雑談すれば実は年齢が近かったり、親の郷里と縁があったりと、思わぬ共通点を見出すことが出来たりするのです。工事が終われば会う機会はなくなりますが、今後何か工事事案があった時にお願いする会社の一つにはなるでしょう。
そして僕たちは色々な仕事と繋がって生きているんだなぁと実感しています。

せっかくの連休なので何かその間に僕の別活動についても成果を出したいところです。
昨日、クレオールコーヒースタンドの小説サークル「六十度」の第十三回合評がありました。六名が作品を提出しお互いの作品について酒を飲みながら批評し、それを元に修正したのちクレオールの店頭にフリーペーパーとして設置をするという活動です。毎回所定の3語を作品内に盛り込み2000字以内で書くことだけが条件で内容については自由。
いやあ楽しかった。
真面目な話、戦時下になってしまった現代においてSNSでリアルタイムに思考を排した短い言葉が行き交う中、長文の創作作品を作ることで自分に言葉で向き合い、お互いの作品をじっくり読んで感想を言うという活動は意味があるなと感じました。サークルなので閉じたコミュニティなんですが、作品という公共性あるものを作り、それをお店の店頭に紙で置くことで開いていく。そういうスローなスピード感を見失わない灯台のような活動だと思っています。(この辺りはシラスの「半開き」という考えに近いのかもしれない)
4月前半くらいにはやきとりキングのすぐそばにあるクレオールコーヒースタンド店頭に並ぶと思うのでコーヒーやビールのお供に、ぜひご覧ください。ちなみに店内には六十度の感想ノートもありますので、そちらにも是非足跡を残してみてくださいね!

時々こうして無料記事も書きつつ、noteを活用した有料コンテンツも展開しています。よかったらそちらもフォローいただけると嬉しいです。

ちなみに僕が書いた過去の六十度作品はnoteにも転載してありますので、よかったら観てやってください。
以下の作品は僕が気に入っている作品です。

ここから先は

647字
月に2回以上、音楽人としてや惣菜店の二代目としてのコラム、地域の話題、そして創作短編小説などを掲載します。 僕の創作、考え、哲学などを語っていきます。

書いたもの

¥250 / 月

竹田克也の文章作品をまとめたマガジンです。 日記は毎日更新中。日記の全文はこちらの登録者のみが閲覧できます。 音楽のこと、地域(東長崎)の…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?