実はコロッケ販売開始一周年!!👏からのここだけの話。2021年1月31日

怒涛の1週間が終わった。

毎年1月~2月というのは売上が下がる時期で、割と呑気な日々が続くものだ。まあ、年末頑張ったからスタートはのんびり位がちょうど良いと思い込むのが年頭のたしなみなのだ。

しかしながら昨年の1月は暇すぎて危機感を抱いた。前年2019年からスタッフを1人雇っている関係もあって売上のボリュームが下がることに焦った。(冷静に2018年の実績見るとそんなに焦る必要なかったんだけどね…)結果的に新商品で皆さんのご機嫌を伺う為にコロッケをつくり、売り出したのが1月31日だった。

あれから1年。
社会があの時とはまったく別物になってしまったのは言わずもがな。今日も大変に多くの人に来店いただきジタバタしてた。コロッケも売れたYO!

それにしてもコロナ禍とはいえこのままで良いのだろうか。

1月の緊急事態宣言以降ほとんどの飲食店は20時で閉店するようになった。昨年の緊急事態宣言時とは明らかに違う。1日あたり6万円の補償という政策は、「店を閉めてもらう」という点において上手くいった。でもそれは本当に感染症に有効な唯一無二の対策なのだろうか。仮にそうであったとしても、夜の街を拠り所にしている人は一定数いる。僕もその一人で、仕事が終わった後、家に帰る前に飲み友と会う時間は生きていく為に必要な事だと思ってるんだ。居場所を奪うことはコロナを対策で肯定されることではないはずだ。

案外知られていない事だけど、8時で閉店の飲食店には補償があるが、そこに材料を供給している業者に
は無い。問屋さんはいつも嘆いている。
うちのような業種にも自粛要請は無い。保障もない。やるしか無いのだ。昨年から良く知られるようになったエッセンシャルワーカーに近い感覚だ。
うちの場合はやらざるを得ない状況だった結果、店の価値を高めることにはなったのだが。

公衆衛生の正義は個人の自由を簡単に排除する。そのことを指摘する人は本当に少数だ。僕はそこに強い懸念を感じている。

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