2023年7月24日(月) 風邪ひきの僕から、青い鳥は上手に飛んで行けるのか…の巻

夏風邪療養の一日ということで家から出ること無く過ごした。熱はおさまったものの、鼻水が出る、痰がからむ、多少の咳が出るなど典型的な風邪の症状が残ってる。まったく厄介。以前は年に1回ないしは2回は体調崩していたがコロナ禍以降パタッと体調を崩すことから縁遠くなっていたので、この厄介さとの再会は新鮮さすら覚えるものであったがら、やはり単に煩わしいとしか思わなんだ。

午前中はレッスン仕事をキャンセル。
妻の洗濯の邪魔にならないように店に行って書斎活動でもしようかと思ったけど出かけること自体億劫だったので部屋の片隅でちょこんと座りつつ動画作品をひたすら見てた。
YouTubeで「ウルトラマンブレーザー」「仮面ライダー555」U-NEXTで「半沢直樹」「赤毛のアン」といつも観ている作品を消化。そんな中U-NEXTのサイト内で「男女7人夏物語」を見つけて見始めたら、めちゃめちゃ面白くて一気に見進めた。つまりそれに一日の大半を使ったのだ。
この話とにかく男女7人の恋愛の話だけで進む。恋愛以外の悩みや事件は描かれない。ひたすら7人の人間関係の中の2名以上の複数の会話が主体。大竹しのぶと明石家さんまの2人でのやり取りの場面は、結構アドリブなんじゃないかなと思えるような2人の話芸の対決にすら見える。当時もそれが人気だったようだが、この元夫婦のやり取りは爆笑に継ぐ爆笑で、素晴しい芸を見た感動すらあった。
男女7人を見ていて思ったのは現代のラブコメは恋愛を描くことがとても不自由になってるんだなということ。上手く論じられないけどそう感じた。

TwitterがXになるというニュースが昨日出て、今日になってポツポツと「青い鳥がいなくなった」というツイートが出てきた。イーロン・マスクの方針には常に賛否あるが、個人的には嫌だけど仕方ねえなという感じ。それにTwitterの名称変更あろうとも経営者として欲しいものはユーザー数だろうし、それらが離れるようなサービスの転換は考えづらい。
ネット上のサービスが一企業のものである以上、それはサービスはいずれ終わる事を意味している。永遠に続くものなんかない。こうしてnoteに日記を書き留めているが、これだってある瞬間終わるかもしれない。
そんな儚さの中に生きているという意味においては、1サービスの問題以上に人間自体がそういう存在であって、そこに対する諦めをどこかで知りつつ生きるしかない。Twitterが終わろうが人生は続くし、Twitterが残っても人生が先に終わる事もある。
あ、そうか、この「終わりゆく事」への寂しさを「青い鳥の喪失」に見ているんだ。自分自身の喪失になぞらえているんだ。青い鳥がXに変わった途端にアカウントを消すと宣言している人もいた。Twitterを通じた一つの人生を鳥とともに終わらせる。なんとも切なくて悲しい感じがする。単にサービスの利用をやめるだけなのに。Twitterがもたらしたものの大きさを感じざるをえない。
ちなみに僕の環境下ではいまだに青い鳥はその姿を見せてくれている。居心地が良いならいつまでもいてくれて良いのだよ。ぼくもそれなりにTwitterの青い鳥には思い入れがあるようだ。


キャンセルした予定のもうひとつ「ながさきむら村議会」を参加者限定の配信で見た。
現場で話を回す役割をずっとやってきたので、僕不在の場を客観的に眺めるチャンスということで最初から最後まで視聴。と、いいつつシラスで培ったコメント勢の血が騒ぎ、かなりコメントを乱発。結果、会場から「竹田くんがいるみたいで面白かった」というコメント返しがあった。

それでよかったのだろうか…。

雑談の回なので僕がいなくても話は転がっていくんだなという感想。それは長年やっているからこそ勝手に繋がった感じもある。でも僕ならもっと話を展開出来たかもという思いもあり、やっぱ現場で参加しなきゃだめだという思いが強くなった。

こんなところで筆を置くが、青い鳥の様子を伺って眠ろうかと思う。まだいてくれたらいいな。

おやすみなさい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?