2023年5月14日(日)

週末。雨に降られたりしながらもキッチリ完走。こんな天気ながら多くのお客さんに恵まれてそれなりに売上を作れて良かった。

それよりも問題は横浜DeNAベイスターズだ。
阪神タイガースに3タテ。ついに首位の座から引きずり降ろされてしまった。
2位になったこと自体はそんなに大したことではないのだが、とにかく内容が悪いことが気がかりなのである。ちなみに今週は全敗。

これまでQS(クオリティスタート=6回以上3失点以内でゲームを作る投球)が当たり前のように出来ていて、それゆえに接戦をものにしてきた3月4月があったから気づかなかった弱さに気づいた今週だったと思う。

特に今回の甲子園阪神タイガース三連戦は、キーワードの「流れ」を切る岡田監督と、切れない三浦監督の対比としてとても面白かった。

その違いは投手監督と野手監督の思考の違いなのかもしれない。岡田監督は流れがヤバくなったらすぐに変えるのに対して、三浦監督は任せたからにはイニング任せたいと思っている気がする。投手が良い状態ならそれで勝ちきれるけど、先発がQS出来ないゲームが続いてると難しい。これまで上手くいきすぎてきた弊害とも言える。大事なのは先発投手がQS出来なくても勝ちに持って行けること。
野球における「流れ」は采配で意識して作れるものではない。ゲームは始まったら基本的に監督は見守るしかできない。やるのは選手だから。だけど1つ出来るとしたら「流れを切る」ことなんじゃないかな。今日の試合はそんな事を見せつけられているようだった。

今日のポイントは四回。同点に追いつかれた平良投手から三嶋投手にスイッチしたあとツーアウトまで来たところで大山選手に押し出しの四球を与えてしまって勝ち越しを許してしまう。次の打者は好調の佐藤輝選手。前の打者でボール先行で四球出しているからこそより精度の高いコース狙っていただろうが、それが甘く入ったところを満塁ホームラン。完全に流れが阪神に傾いていたその時に投手を変えていたら結果はどうだっただろうか。結果は同じだったかもしれないが、少なくとも三嶋投手に傷をつけなくて済んだかもしれない。
打者は打ってる。今日は16安打7得点。確かにチャンスにあと1本出ていない印象だけど、これだけ打って、ちゃんと点を取ってるのだから打者のせいではない。

と、まあ野球は勝っても負けてもいろんな分析を出来るところが面白い。首位陥落といってもまだ貯金アリの2位。きっと対策を練って対応してくれるだろう。

負けた時の方が野球についての言葉がタラタラ出てくる。勝ってる時は「うぇーい乁( ˙ω˙ 乁)」とかやってれば良いので言葉は生まれない。敗者だからこそ知る本質がある。それは人生にも似ている。みんなそれぞれの人生を重ねるから野球に熱心になるんだろうな。まあ、多少は没入だけではなく俯瞰も必要。見て応援するしか出来ないゲームだから、基本的に自分事ではない。ゲームを見て勇気をもらったり学びを見出したりして、明日からも頑張ろう!となれるところが僕は好きだ。

ところで夕方、巨人の門脇内野手の親御さんがまた来てくれた。お互い敗戦だったけどね。

最後まで野球だった。色々書きたかったけど寝る。

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