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地方自治体は修学旅行誘致にもっと力をいれたらいいのに

コロナによる自粛や、行き先変更が
今年度はやっと解除されて
今までの風潮がリセットされて
新たな行き先選定のチャンスなのでは!?

いままでのド定番修学旅行コース以外にも
チャンスの年かもしれません!!!

突然ですが、修学旅行の記憶はありますか?
私は、修学旅行という行事が好きで、小・中・高と修学旅行の時には、修学旅行実行委員会に参加して、しかも3回とも委員長でした。
(高校の時は、ただじゃんけんで負けて委員長で、これはただただみんなの前で挨拶する程度。)
小学校、中学校はしおり作りが楽しくて、積極的に委員長になっていた気がします。

さて、なぜ私が地方自治体に修学旅行誘致をオススメしたいかというと
現在青森県十和田市在住の私の、中学校時代の修学旅行がまさに青森県弘前、十和田市、秋田県だったからです。
北海道小樽市の修学旅行の定番が青森県
一つ上の姉は、函館も寄りつつ青森県
近すぎ…東京行きたかったと、若い時には思っていましたが、
あの時見た十和田湖に向かう道のりで沿道の木でできた新緑のトンネルや
奥入瀬の景色に中学生ながらに感動したのでした。

これが答えです。

90人位?詳しい人数は忘れましたが
90人中1人のヒットが、確率的には低いかも知れませんが…

将来的な旅行や、更には移住の候補地になる可能性が生まれる。その入り口に修学旅行誘致を積極的に行ったらよいのでは!?と思ったわけです。

若いうちに認知してもらうって、その後、足を運んでもらえる可能性の期間は長く残ります。

  1. いつかまた行ってみたい

  2. 偶然の縁

  3. 大人の修学旅行

  4. 地方移住候補

わたしが修学旅行に来た地に移住する事になって、勝手に親善大使気分で青森を友達にアピール。結婚式で友達をよぶ事で、青森県に足を運んでもらえて嬉しかったです。
それ以降も、時々家族旅行できてくれる友人がちらほら。
距離的な便利さもありますが、青森県を満喫して帰ってくれる事が嬉しいのです。

それらを踏まえて、4つの要素を整理してみました。

1.いつかまた行ってみたい

感動した場所には、誰もがまた行きたいと思うはず。十和田湖周辺や奥入瀬渓流の景色は、中学生でも感動できるスポットでした。
特に期待していたわけでもないのですが。
全国各地には絶景とよばれるスポットはたくさんあるはずです。
修学旅行のコース決めは、学校側の意向や旅行代理店にもよると思いますが、そこらへんの仕組みはよくわかっていません。ただ、勝手な事を言っています。

「我が町の絶景を見にきて下さい!」とオススメできるコースを提案、営業する事ができれば、まずは第一歩。
1ヵ所だけでは、修学旅行にはならないので周辺自治体とツアープランをいくつか立てて提案できれば、今まで修学旅行生のド定番コースではなかった地方にもチャンスがあるのではないでしょうか。

修学旅行で、「いつかまた行ってみたい」
そう思わせたり、内心感じさせる事ができたらまずは成功と言えると思います。

私たちの時代は、小樽から青森が定番でしたが、そこから20年経つと姪は中学校の修学旅行で東京まで行ってしまってた…
その後、コロナもあり2人目の姪は、再び青森県そして秋田寄って盛岡へ
十和田には寄らずでしたが、今注目の盛岡を先取りしていて、色々な地域をみれてよかったなと思いました。

個人的に、子どもの立場だと東京にいきたい!都会に行きたい!と思うけど、結局大人になったらいくらでも行く機会はある。東京の都会の空気からの刺激をうける事も、必要かもしれませんが、あえて修学旅行で行かなくてもいいような気もします。

私たちが子どもの時よりもはるかに、 身近なファミリーはディズニーリゾートへ行った事がある子が多いとように思います。
我が家の場合、親があまり旅行にいくタイプではなかったので、母の出張ついでに姉と私がくっついて親戚宅に泊まりディズニー旅行を計画してくれていた事が小学校時代にありましたが、祖母が入院した事で中止…。
それ以降、家族で飛行機のる旅行計画が話題に出てくることもありませんでした。
中学生のときに、猛烈にはまっていたプロ野球観戦に函館にどうしても行きたくて。

今でこそ、北海道には日本ハムが本拠地があるから野球を見に行きやすい環境ですが、
当時は、年に数回のチャンス。
しかも、自分の好きな球団が札幌には来ないで旭川、釧路、函館に来る時は更にハードルがあがる。函館行きの高速バスを調べ、安い宿を調べて(インターネットも普及していないなか、我ながらよく頑張って調べた)親に、函館一人旅のプレゼンをしたら
さすがに、中学生を一人で函館まで行かせるわけにはいかないと、家族で函館旅行になりました。
父と私が野球、母と姉は観光。
夜の車移動で、父は仮眠とりつつ。
母運転できないのに、よく頑張った父。
単に、経済的に余裕がなかったから、旅行にも行かずだったんだなと思います。塾や水泳を続けさせてもらえただけありがたいと思うようにします。

そんな子ども時代を過ごした反動からか、私も姉も旅行好きになったのかもしれません。

だからこそ、家族でもなかなか行く事がないかもしれない土地の魅力を発掘してきて欲しいなと親目線では思うようになりました。

2.偶然の縁

私の場合は、たまたま大学時代のアルバイト先に十和田出身の同い年がいました。その友人とは大学卒業してバイトを辞めても、年に数回ら連絡をとる仲。
その縁があったから、地元に戻った友人にお願いして、青春18きっぷ一人旅の途中に実家に泊まらせてもらって、十和田湖や奥入瀬渓流を案内してもらえました。
美術館が十和田にできた事を、たまたま北海道の新聞の特集でみたいと、十和田に行きたい熱が加熱!十和田湖も奥入瀬渓流も、またあの景色を見に行きたい!
20代、休暇は一人旅をしていて、行き先の1つに十和田が入る事になりました。
後々、この友人を介して、夫に出会う事にもなったのです。

修学旅行での感動と、バイトでの縁、たまたま読んだ記事が十和田へとまた足を運ぶきっかけとなり、最終的に嫁ぐ事になったのでした。

たまたまバイト先でのご縁がきっかけでしたが、移住してきてからも全国様々な地域出身の方とも出会い、動けば動くだけ、新たな土地所縁の出会いがあるなと思います。

3.大人の修学旅行

高校時代の修学旅行では全く興味がわかなかった京都も、大人になってから行き直しました。高校の時、せっかく行ったのにちゃんと見なかったことを後悔していました。
なので、一人旅で京都にも一度行ってみたら、 益々行きたくなり何度か京都にもいきました。

私が十和田で結婚した事で、結婚式に友人に参列してもらう事ゆなり、私なりの観光モデルプランをいくつか提案。
グループで回る友人もいれば、一人で黒石まで行った友人もいたり。式場が八戸でしたが、十和田にも寄ってくれたり。
式の前後で青森県を楽しんでくれた友人たち。

こんなふうに、大人になってから、修学旅行に行った事のある土地に再度行き直す人もいるはずです。
日本の全都道府県をまわるのは、なかなか大変ですが、行ったことのない土地もあるなか、なぜか同じ県に足を運ぶ事がありがちな気がします。
と、いう事は、一度でも足を運んでもらう事が第2のチャンスが生まれやすいのではないかと思うのです。

4.地方移住候補

たまたま、私は結婚による移住でしたが、地方移住を考える方の中には、全く行ったことのない土地よりも、何度か訪れていて、気に入ったまちを選ぶ事があると思います。

その候補にあがるには、来てもらう、知ってもらうきっかけにも、修学旅行のタイミングで一度足を運んでもらい、何か気になる土地として頭の片隅に覚えておいてもらえるのは、いい機会ではないでしょうか。

そもそも、地元民の地元への愛着を育てないと、いくら移住者を増やそうとしても、その前に町が衰退したら意味がないので、移住者を増やそうと躍起になる前に、地元民に地元を楽しんでもらい、若い世代が大学などでそとにでても、戻ってきたいと思える土地にしておかないと、人口流出は止まらないですよね。

多角的に、対策は必要だと思うのですが、色々な地域をみる機会の1つに修学旅行はいい機会だと思います。

一人誰か移住してくる事で関係人口が増える!!万人が、その土地に魅力を感じるかと言われると、感性の違いもありますが、それでも、みんながみんな東京に修学旅行にいくより、もっと様々な地方を見て魅力を知るきっかけに『修学旅行』という行事を、もっともっと有効に活用できればいいのではないか。そう思いました。


今日は、たまたま
地元ネイチャーガイドによる自然学習会
というものに参加してきました。
奥入瀬渓流について改めて知るいい機会になりました。

ひとまず、十和田市はアートも建築も自然も見どころたくさんありますから、
もっともっと修学旅行よびましょうよ!の気持ちを誰に伝えたらいいんだろう…と思っていましたが
今日の主催は、十和田奥入瀬観光機構だったから、アンケートに書けてよかったです。
十和田は、東日本大震災を機に修学旅行がパタリと減ったというのも今日知って、なるほどと思いました。
でも、一般の観光客は戻っているから、修学旅行にもきてもらえるはず!

万が一、どこかの学校関係者の目にとまり、十和田に修学旅行旅行に来てくれたら嬉しいです。

※4月から小6の娘の修学旅行先が、お隣岩手県に決まったと、参観日で発表がありました。
これは予定外の展開。
コロナで函館回避して県内だった数年間からの脱却が、陸路なら万が一また感染拡大があっても、変更になる確率が低いからと安全策の岩手県。
もう、よくないですか?その心配…と悶々
ただ、なんだかんだ言っても、友達と一緒ならどこでも楽しいからいいや、と後から思ったので、やっぱり受け入れ側の営業しだいで、修学旅行生を増やすチャンスは大いにあるとおもました。

今日も、最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。



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