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2022年6月20日 In walked budを終えて。


6月20日、新ネタ5本のライブ「in walked bud」を行い無事終えた。


インウォークドバドと呼ぶ。
会う人会う人「なんて読むのコレ」と聞かれた。
分かる。僕なんかずっと「インウォークドレッド」だと思ってた。
昔貰ったCD-Rに書いた文字が読めなさすぎてずっとBUDを REDだと思ってた。

アートブレイキーandザ・ジャズメッセンジャーズのkeystone3の一曲目に収録されている楽曲。
大好きな曲で当時のタケイ19歳はこの曲を聴いて夜の福岡は大名を練り歩いていた。
いまだに聴くと興奮するくらい格好良い。
サブスクでも聴ける。是非。


それをタイトルに冠したライブ。ゲストは待望のヤーレンズさん。兄さん。ずっと一緒。
何かしらライブをやる際はお願いしていて、いつも快く引き受けてくれる。


今回作ったネタは以下の5本。
その感想を書いてみようと思う。


1.惣菜屋さん
高級食パンの店が軒並み流行って軒並み潰れた。
高級食パンの専門店って面白いよなぁ。これってこういう感じで全部チェーン店や大企業のレトルト食品なんかをあの雰囲気、あの接客の感じで売ってたらどうなるんだろうという思いから書いたネタ。

美味いし見た目も良くすればきっと売れるのかな。
でも人は結局知ったら買わないよな、と思った。

オチは小川の意見で変えた。
良い終わり方になったと思う。



2.刑事と警部
殺人現場の検証に刑事と警部というベタな設定。
なんとなくそういう緊張感?があるものが好きである。
あからさまな上下関係があるものが好きだ。
教師と生徒みたいな。

このネタは稽古する前に小川と揉めた。理由は手袋を付けるか付けないか問題。
文字にするとアホらしいなと思う。



3.大人は分かってくれない
文化祭でやりたいことができない苛立ちを表現したネタ。というと青春臭くて良いがどうだろう。そんな風に見えたろうか。

当初はたこ焼き屋だったがそこから変わってお化け屋敷になった。

とにかくピアノを弾きたかった。そして弾いた。
やはり気持ちが良かった。
実際に弾けるようになりたいという夢はある。
そしたらそれこそBUDの最初のピアノを弾きたい。
それを弾けることをずっと夢想している。


4.特別な客
小川の以前カツ丼屋であった出来事の話が好きで、そこで出てくるオジサンをそのまま出したネタ。
しかし言ってることは何となく皆んなの心の中にあるんじゃないかと思うからどう見えただろう。
それを超えて小川の不気味さが伝わればと思う。

稽古の時、やってて小川にムカつき過ぎて手が出そうになった。
小川にというか小川扮するこの役に。
やはり上手いなと思う。

個人的にはダレノガレ明美のハッキリとした顔が好きだ。




5.佐藤、音楽やってるってよ
ずっと気になっていたけど誰も言わないことをネタにしてみた。
皆んな聞き流してたのかな。
やった後も「自分もアレ気になってました」って人はいなかったから僕が勝手に気になってただけなのかもしれない。

稽古中小川の言った「教会」というワードが好きでそのままネタに入れた。

MDを小道具で使ったのだが、カセットテープでもCDプレイヤーでもアイポッドでもなく、MDで本当に良かった。
あれがMDであるのと無いのとでは全然違う。と、思う。
自己満足の世界の話である。


コレに加えて毎回オープニングでやっているコント一本の計6本。

そしてゲストネタ1本に長めのトーク。
特に今回はトークが長かった。
僕は楽しめた。皆んなはどうだっただろうか。


次は7月30日。
時間は16時。ゲストはロビンソンズさん。
「Love them from Spartacus」
ビルではなく猪野の方。
ユセフではなく猪野の方。
やかましいわ。やかましいか。

この回で勝手に呼んでいるジャズ3部作はお終い。
次は何にしようかな。
まあ別に何か変わるって訳でも無いと思うけど。



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