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漆黒のモダン 漆芸家 佐治賢使展


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漆黒のモダン 漆芸家 佐治賢使展

2021.10.30-2022.1.16

千葉県立美術館


佐治賢使(さじただし)氏は、日本を代表する漆工芸家として活躍した作家さんです。東山魁夷氏と共に、市川市名誉市民に選ばれており、市川市文化会館の緞帳のデザインをされています。《第1緞帳 緑の微風(そよかぜ)》は、東山魁夷氏の作品。そして《第2緞帳 暁に集う》は、佐治賢使氏の作品。鮮やかな黄の背景に、白い孔雀が5匹描かれいます。孔雀にはそれぞれに意味をこめているのだそう。写真は撮れなかったのですが、下絵が展示してありました。東京美術学校の卒業制作として制作した《化粧箱》が私の中では一番好きでした。とても伝統的でいて、佐治さんの出発点、原点を思わせる作品です。

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浅井忠は、江戸・木挽町(こびきちょう)の佐倉藩邸内に生まれたそうな。

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だから浅井忠の故郷ともいえる千葉には浅井忠の銅像が。《漁婦》も展示されておりました。

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これ、見たかったやつー!鳥の形の香炉。首の所が開くようです。

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そして、ルノワール。

茨城県近代美術館、埼玉県立近代美術館、千葉県立美術館収蔵のルノワール作品3点が一堂に会します。  

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千葉県立美術館の建築は、大高正人(おおたかまさと)氏。

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他にも、千葉県立文化会館、千葉県立中央図書館、群馬県立歴史博物館、神奈川県立近代美術館 鎌倉別館などがあります。群馬の歴博や鎌近の別館など、行ったことがあった場所もあって、驚きでした。


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