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04.【選択】未就学から成人までの発達障害の理解と対応

発達障害について。

私は約1年間だけ通信高校の非常勤講師として勤務している。
立川校と東京校で勤務していたが
ちょくちょく出会う発達障害等を抱えている生徒。

特に立川校では、学習障害をもつ女子生徒に関わる機会が多くあった。

発達障害についてもう少し専門的に学んだら
役に立つんじゃないかなと漠然と思っていたことがある。

良い機会なので選択授業として発達障害について学ぶことにした。

勤務中に発達障害について悶々と考えていたことについて
吐き出す機会にもなるかな。


4つ目の講義は

04.【選択】未就学から成人までの発達障害の理解と対応
1.発達障害の理解
2.支援方略立案のための機能的アセスメント
3.未就学児に対する支援と就学相談
4.知能検査:WISC‐Ⅳの理解と支援への活用
5.小学生に対する支援
6.中学生・高校生に対する支援
7.大学生・成人に対する支援
8.まとめと今後の課題

2020年5月12日㈫~5月20日㈬で受講。試験合格済。


以下、講義を受けて考えたこと↓↓↓

☑発達障害を学んで今の勤務先でも役に立てるかな?


今の勤務先で出会う生徒が
知能検査:WISC‐Ⅳなどを受けているとは限らないけれど
生徒の知能検査などの結果の理解と解釈ができると
これから役に立つことができるのかも。

ありがたいことに、上司もその子の特徴や情報を
どんどん共有してくれるタイプだったので
積極的に数値的な結果や解釈に関わっていきたい。

しかし、WISCの結果がすべてではないこと
その子自身を見ることが大前提。

その子は何ができるのか、何が苦手なのか

最初は時間かかるかもしれないけど
できることリスト苦手なことリストを作成しよう
という講義での教えは、実行できれば有効性が高いと思う。

できることで、できないことをカバーするための
支援方略を考えて確立して援助する。

講義では支援方略という言葉が使われているけど
要するに、その子の支援の方向性を考えるということよね。


それと、本人を変えようとするだけでなく
周りを変える(環境へのアプローチ)ために動く大人が必要。

もちろん私一人でできることではない
むしろペーペーの非常勤講師に何ができるのか考えていきたい…


●発達障害があったり勉強が苦手な子の対応は、どんどん買って出ること。
(受験対策に特化した同僚の先生方が多い勤務先なので)
(生徒が理解できるまで、ゆっくり地道に対応することや何度も同じことを繰り返し教えることが全く苦にならないし)

●上司や保護者対応をしている先生からの情報を積極的にもらうこと。

●逆に普段の授業や休み時間の会話などの何気ないこと、普段のその子の特徴を上司に伝えること。
(保護者へ伝えてもらうという意図も)

●褒めること。

●慣れない環境で不安になるときに寄り添えること。
(他の校舎での授業や課外学習など)


んんー。もっともっとあるな。。


☑発達障害もその子の個性よなー。。

発達障害ってひと昔前より当てはまる人が増えているよね。
それってひと昔前には

「ちょっと変わってるなー」「こうゆう人いるよねー」

て思ってた人に対して
診断名を付けることができるようになったからかなーと思ったり。

診断名が付くことによって(診断名が付かなくても)
発達障害等々が認められることで
本人や保護者、支援する側も気持ちが楽になると良い。


しかし診断名云々よりも
発達障害で○○が苦手だから…とか
(他の子に比べると)手取り足取りレポートを一緒にやる…とか
前もって情報をもらった上で授業をしていても
結局はその子自信を見て関わっていく自分がいた気がする。

高校生としては客観的に見ても少々変わっているかもしれないし
勉強も苦手かもしれないし
文字を読むのも書くのも苦手だったりするけど

お昼休みに近くの図書館の話をしたり
家で家事をするときの話をしたり
一緒に高尾山に登ったり

そんなことしてると
すべてその子の個性だよなーー。。と感じるのでした。

元気にしてるかな。。


それでは このへんで。

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