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学校司書 小論文 下書きバックアップ

会計年度任用職員の学校司書の応募、残すは小論文(1,200字程度)
テーマは以下の通り。

「学校図書館を活用するために学校司書が果たすべき役割」


学校図書館の2つの目的「学校の教育課程の展開に寄与すること」「児童・生徒の健全な教養を育成すること」(学校図書館法第2条)
学校図書館の3つの機能「読書センター」「学習センター」「情報センター」について沿って考えていこうと方針を定め、過去の自分のレポートを参考に書いていく。


司書教諭と学校司書の関係についてまとめようとも思ったが今回は、、、というか現場をしらない今の私には難しい。

居心地の良い場所としての学校図書館づくり、というテーマも検討。ただ「居場所づくり」というのは、学校図書館の本来の目的と機能を果たした上で、居心地の良い場所であるべきということかと思い却下。


今回の志望動機や公共図書館応募用の志望動機・作文とも繋がってくることではあるが、私の興味関心は、

  • この図書館にはどのような資料が揃っているのか

  • これからどんな資料を揃えていくべきなのか

  • 利用者はどんな資料を求めているのか

  • どんな資料が揃っていればどんなことができるのか

といった図書館情報資源コレクション構築かなと思いあたりました。


下書きバックアップ

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 学校図書館を活用するために学校司書が果たすべき役割とは、学校図書館の2つの目的(学校の教育課程の展開に寄与すること、児童・生徒の健全な教養を育成すること)のために、学校図書館情報資源コレクションの構築とそれらを分かりやすく周知するための展示や館内表示、目録などを整備していくことであると考えます。具体的に力を入れたい業務と狙いを、学校図書館における3つの機能のうち、「学習センター」と「情報センター」に焦点を当てて論じます。

 まず、学校図書館における「学習センター」の機能は、授業のねらいに沿った資料を整えることで授業の内容を豊かにし、自発的・主体的な学習活動を支援することです。各学年の授業内容を把握し単元ごとに授業内容に関連した展示を行うなど、児童・生徒が自発的・主体的に手に取り興味を広げることを狙いとしたコレクション構築を考えることは、学校司書の基本的な役割のひとつです。総合的な学習の授業で前年度の生徒によってよくまとめられた資料などを例として展示をすることも有効であると考えます。また、教科担当の教師の学校図書館へのハードルを下げることを狙いとして、教師が校内研究をするためのコレクション構築に力を入れるべきだと思います。

 次に、学校図書館における「情報センター」の機能は、学校図書館資料の活用を通して、児童・生徒の情報の収集・選択・活用能力を育成することです。児童・生徒が自発的に情報を収集・選択するために、日本十進分類法(NDC)を学び生涯役立つ知識とすることを狙いとしたコレクション構築と館内表示などによる周知に力を入れるべきであると考えます。日本十進分類法の知識が身につくことで、児童・生徒は将来、公共図書館等において資料を収集・選択する際にも役に立ちます。日本十進分類法を学ぶことで、図書室の本は内容ごとに分類されて配置されていることを理解し、海の生物や動物に関する本は4の本棚を探せば良いこと、料理の本は5の本棚にあること、などを体験することができます。

 また、児童・生徒が日本十進分類法を学び、資料の収集・選択に活かすためには、学校司書が正確かつ明瞭な資料の分類と目録作成作業を行うことが重要です。調べ学習をする授業のサポートとしては、テーマごとに日本十進分類法に沿ったブックリストを作成し、児童・生徒が利用できる資料を目に見えるようリスト化することで、膨大な資料の中から調べる方向性を絞ることができます。また、授業を担当する教師にとっての参考になる資料の選別や資料不足の不安を解消することができます。

 ここまで述べてきたように、学校図書館を活用するためには、学校司書は特に「学習センター」「情報センター」として有効に機能する学校図書館情報資源コレクション構築と、正確な目録の作成と分類が分かりやすい書架を設置し明瞭な館内表示を行うなど、自校の学校図書館のコレクション構築の周知といった役割を果たす必要があると考えます。

(1,217字)

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なんとかできた。。。できたよ。。
不安だが今の私からはもうこれ以上のものはでてこない。



大幅カットしたところ

  • 学校図書館における「読書センター」の機能は、自由な読書活動の場となるような環境整備をし、読書活動の推進や読む力の育成のための取り組みの実施です。児童・生徒への読書推進活動のひとつとして、教師への読書推進を狙いとした学校図書館のコレクション構築に力を入れたいと考えます。学校図書館内や各学級に教師のおすすめの本を紹介し展示するなど、教師の働きかけ次第で、児童・生徒の読書への関心が高まり興味をもつきっかけになると考えるためです。教師が時間をかけなくても効果的な方法で読書に興味をもつことができるように教師に対しての支援が必要です。

  • 国語科や社会科のみならず、授業の単元ごとにその内容に関する図鑑やガイドブックなどの紹介を行う。例えば、数学で習う円周率や扇形の面積の求め方が試験以外でどのように現実に接点があるかといったテーマで展示したい。

  • 0類~9類までできる限り偏りなく資料を収集すること
    9類が50%程度。9類と関連させて他の分類の資料を展示することでNDCに触れる機会をつくる。

  • 教科担当に伝える生徒に出す課題の情報をキャッチする目的
    「図書館が課題の情報を知らないと結果として生徒たちが困る」
    「図書館に資料が無いとなると、図書館への信頼が得られない」
    「教科担当の教師が出した課題に自分の学校の図書館が応えるのは当然(学校の中に図書館が設けられている理由を伝える)」
    ※参考文献、遊佐幸枝先生の言葉より



この応募書類の準備が整ったら、別件で面接予定が入っている履歴書・職務経歴書・質疑解答書を作成せねば。引き続き頑張ります。


それでは このへんで。

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