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「読む」と「書く」では大違い! -ウェブライティングの試験を受けたら不合格通知が届いた話-

こんにちは。タケイユウコです。
近畿地方は17日に梅雨明けしたそうです。確かに、朝の日差しが違う!(単純)
寒さよりも暑さが苦手なわたしにとって、つらい季節がはじまります。
とはいえ、まだコロナの収束までもう少し時間がかかるでしょうし、今年の夏もエアコンが効いた自宅でのんびり過ごすことになりそうです。

今日は、初めての投稿(はじめましてのごあいさつ)で書いた「ウェブライティングの勉強」をはじめたきっかけや学びから得たことについてお話します。
タイトルをご覧いただければお察しいただけるかと思いますが……今はただ自分の出来の悪さにがっかりしています。


わたしの校正って正しい?
いまの職場では、ウェブメディアに掲載する原稿の推敲と校正の業務を担当しています。
未経験から始めた仕事ですので、はじめの頃は「わたしが直して大丈夫かな」と不安になることがありましたが、3年もたつと文章を読むと気になる点、直したい点がなんとなく見えてくるようになりました。
でも「自分が文章をチェックする上での“軸”を持ちたい」、そして「執筆者から『どうして?』と聞かれたときに自分の考えをしっかりと伝えられるようになりたい」と思い、春からウェブライティングの勉強をはじめたのです。

サクサク進むテキスト
いまは緊急事態宣言や外出自粛の影響で、自宅にいる時間が長いとき。持ち前の“思い立ったが吉日パワー”を発揮して、インターネットで「ウェブライティング」について検索。ヒットしたいくつかの情報から、通信教育で学び、オンラインの資格試験に挑戦するという講座を選択しました。

ライターの心得やデータの保存方法といった「基礎編」から、SEOを意識した文章作成や文法などの「実践編」までを網羅したテキストは、初心者にとっては興味深く、どんどん読み進めることができました。
もともと、人にもモノにもハマりやすい性格ですので、通勤電車の中や、お昼休みにもテキストを開く日々。
「これは1箇月もしたら修了できるのじゃないか」と思うほどでした。
※講座のうたい文句が「最短2箇月でウェブライターになれる」なので、早すぎるわけではありません。

ぴたりと止まった手
実践編のテキストが終わると、いよいよライティングの練習へと移ります。
文章を書く前に「書きたい記事のテーマに沿ってできるだけ多くの単語を書き出す」という訓練があり、ここでわたしは自分の実力のなさを知ることとなります。

テキストに記載されているテーマを順に試すと、たくさん書き出せるものと単語がまったく思い浮かばないものが……。自分が深く理解している、または興味のある場合とそうでない場合の単語量に大きな差があることがわかりました。

ウェブライティングの試験は選択問題と記述問題。当然のことながら、記述問題の配点が高いので、合格するためには単語の書き出し練習と200から300文字のライティング練習を繰り返し行う必要がありました。

ハラハラドキドキ!試験は時間との闘い
テキストを読むときはあれほどサクサク進んだのに、実際のライティングになると思うように進みません。
「なぜそのテーマについて説明しないといけないのか」と、問題に謎の逆ギレをしそうになりました。(この時点でライターとしての資質はない気がします……。)

決して十分とは言えない準備期間でしたが、「なんとかなるさ」と迎えた試験当日。
90分の試験時間を有効に使うために、選択問題をできるだけ早く、正確に終わらせることを意識しました。しかし、ケアレスミスがないように確認をしたことで想定していたよりも5分ほど時間をロスしてしまいます。

結局、初めてのシステム(コピペができないなど)にパニックになりながら、すべての問題を回答し終えたのは終了時間ぎりぎりでした。

なんとかならなかった-不合格通知-
テーマを説明するための単語を書き出して、文章をイメージして、推敲して、校正して……。限られた時間をフルに使って問題を解きましたが、達成感よりも不完全燃焼感が強くて、正直自信がありませんでした。

合否発表の日がいつかわからなかったので、メールの受信フォルダを細かくチェックするもそういう時に限って通知は届かず……。
試験から2週間ほどたったある日、夫と買い物にでている時にその通知は届きました。
完全に不意をつかれた気がします(笑)。

不合格と判定されました。

やっぱりと思う反面、とても残念でしたし、テキストを読むだけで習得した気になっていた自分にがっかりしました。
わたしは合格点からどれだけ足りなかったのでしょう。主催者からは結果のみの通知だったので、自分の点数を知ることはできませんでした。

「読む」と「書く」は全然ちがう!
前述の試験のポイントは、“客観的な言いまわしの読みやすい説明文であるか”ということ。ライターのみなさんならできて当然のことかと思います。
でも、私にはまだそれを表現するスキルが身についていませんでした。

書くことって難しい!これが素直な感想です。

さいごに
春から一念発起して勉強を始めたウェブライティング。さくっと合格して友達に自慢しようと思っていたけれど、努力不足であっけなく不合格となりました。
しかし、まだあきらめたわけではありません。
次回までに勉強と練習を積み重ねて次こそは万全の体制で試験に臨むつもりです。

日ごろ原稿を読んで推敲、校正をしているときにいつも思うことはこのふたつです。
・記事を書いてくれる人がいるから、私は直すことができる
・0から書き出す人は尊敬しかない

いつか、わたしのnoteを仕事で関わる執筆者たちが読んで笑ってくれる日を楽しみに、これからも書き溜めていきたいと思います。

つたない文章を最後まで読んでくださりありがとうございました。

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