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甘酒屋、難波に出店した話

こんばんは、タケイユウコです。
個人的2021年度で最も忙しいと感じた2週間が終わりました。
夫の甘酒屋「わいん屋おおきに」(京都こうじ生活の営業母体)が大阪のマルイ難波に1週間出店していたのです。
私は別に仕事をしているので、お手伝いできる期間は3日間だけ。そんな短い期間で見えたこと、気がついたことなどをnoteに書きたいと思います。

アラフォー、はじめて難波に行く

兵庫県で生まれ育ち、京都にやってきた私にとって、「難波」は未知の世界でした。お笑いにもファッションにも流行にも疎かった私が背伸びして遊びに行くことができる場所は梅田くらい。そんな私に夫が「なんばマルイで催事ができることになったよ!」と嬉しそうに教えてくれました。

難波、なんば……。なんばグランド花月があるところやな。確か2年前に仕事で一瞬立ち寄った気がする。でも、それ以外は知らないなぁ。どんな町なんだろう……

勝負の1週間

決戦はバレンタインが終わった2月15日から21日まで。14日の前日搬入を含めると8日間の大仕事です。
私は仕事がありましたので、初日から4日間は夫と義父と短期のスタッフさんの3人でお客様をお迎えし、最後の3日間は私もメンバーに加わる計画です。

地下道から地上にあがり、見上げると難波の街のにぎやかな様子に驚き圧倒しました。そして、「551」の看板を見つけてかなりテンションがあがりました。「催事の期間中、絶対に食べに行こう」初めての場所での催事でそわそわしている夫とは裏腹に、私のモチベーションは豚まんによって爆あがりしていました(笑)。

戦いにでる夫と帰りを待つ妻

私たちが暮らす京都から難波までは1時間半くらい。いつもは私より後に家をでる夫が私よりも早く出て、遅く帰ってきました。
自分のお店とは勝手が違うので日に日に疲れている様子でしたが、表情は晴やか。なんばマルイの客層はきっと若いだろうと思っていたので、生甘酒を受け入れてもらえるのか?と心配していましたが、お客様に喜んでいただけているとのことでした。
この一週間はできるだけ、夫には仕事に注力してもらい、私は夫の好きなおかずを作って帰りを待ちました。

いやー、私もお手伝いが(豚まんも)楽しみになってきた!

いざ、お手伝い!

そしてやってきた土曜日。一番戦力にならない私ですが、レジと格闘したりお客様へ商品を紹介したりなど、これまでのお手伝いで学んだことを思い出しながら接客をしました。金銭の授受は特に丁寧に行おうと意識しました。

一番不安だった時間はやはり夫のいない時間。休憩は必要だとわかっているものの、「夫がいなくなると忙しくなる」というあるあるを何度か経験しているので、「はやく帰ってきてー」と思っていました。

生甘酒を選んでいただき、会計をして、お包みする。気になる方には試飲していただく。何度も何度も繰り返しながらお客様にご紹介しました。

うれしい声

今回特に注目していたのは、「自分たちよりも若い世代に生甘酒は受け入れてもらえるのか」ということ。京都のお店に来てくれる人の中にも高校生や大学生くらいの方はいらっしゃいますが、元気でおしゃれな街、難波ではどうだろうと心配していました。

そんな心配はさておき、POPを見て立ち止まってくださるお客様の中には、「甘酒はよく飲んでるんです」や「甘酒大好きだから気になって」という方もいらっしゃったので、いつも飲んでいる甘酒と飲み比べがてら試飲していただきました。

また、「いままであまり飲んだことない」という方には新しい発見になればと、イチゴやブルーベリー、チョコなどの飲みやすいフレーバーをご紹介しました。
おかげさまで、多くのお客様から「おいしい」「飲みやすい」「また(催事に)来てほしい」など嬉しい声を聞くことができました。

さいごに

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初めて訪れた難波は、ビルがたくさん建っていて、商店街も広くて長くて、地下道も発達していて……。田舎者の私には刺激が強い街でした。
おかげさまで、マルイなんばの催事は好評のうちに終わることができました。夫も義父も大きな自信になったようで、すでに次の機会を楽しみにしています(笑)。私はというと、今回もなんとか甘酒屋の嫁の役割を果たすことができて安堵しています。
まだしばらくは「レアキャラ」の私。アワアワしながらも日々精進と全力で頑張ってまいりますので、これからも生甘酒屋をどうぞよろしくお願いいたします。

拙い文章を読んでくださりありがとうございました。

【番外編】

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お店で食べるふかふかの豚まん、最高でした!


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