【滋賀レイクス】八王子ビートレインズ戦に向けた予習をする話【天皇杯】



○はじめに



 Bリーグの開幕もどんどん近付く中、各チームのプレシーズンマッチも開催されていますが、みなさまいかがおすごしでしょうか?



 さて、今週末には天皇杯の2次ラウンドが待っています。



 初戦、滋賀レイクスは八王子ビートレインズ(以下:八王子)と戦います。八王子には昨シーズン、レイクスのインサイドを支えてくれたデイビッド・ドブラス選手が在籍しています。



 個人的には何回か試合を見に行った事があるチームなので、そういった意味でも注目してます。



 そういった意味でも、レイクス界隈にとっては、注目度の高い試合になりそうですね。今回はそんな八王子について調べてみました。



○昨シーズンの八王子ビートレインズ



 まずは昨シーズンの八王子のシーズンについて振り返ってみましょう。


 2022-23シーズン、B3で戦った八王子はリーグで16チーム中12位。16勝36敗という結果でシーズンを終えました。


 平均得点は73.69点でリーグ14位。一方の平均失点は80.54点でリーグ8位。数値だけを見れば、オフェンスで苦戦したチームのようなので、今シーズンはオフェンス力の向上によって、上位進出を目指したい所ですね。


 もちろん、得点力にはディフェンスをがんばって、ターンオーバーからの得点等も大きいので、一概にどちらが・・・と言い切ってしまってはいけないと思いますが・・・。


 

○八王子ビートレインズの注目選手



 ここからは、八王子ビートレインズの個人的な注目選手を数名紹介いたします。選手全員をご紹介出来ず申しわけありません。



○大金広弥選手(PG、77番、9年目)



 まずはチームに最も長く所属するベテランPGの大金選手です。2015年からチームに所属する大金選手は今年35歳を迎えます。9年目ということですから「八王子の顔」的な存在なのではないでしょうか?


 2022-23シーズンでは、スターターの回数こそ少なくなりましたが、48試合出場(13試合スターター)、平均20分出場、平均7.6得点、スリーポイント成功率は38.2%と安定した活躍を見せています。


 それ以前のシーズンでは、安定して2ケタ得点を上げていて、得点力の高さがわかりますね。

 また、スリーポイント成功率が高いのも特徴で、5シーズン連続で35%以上をキープ。2021-22シーズンでは47.1%(85本中40本成功)と素晴らしい成績を残しています。スリーポイントも要注意ですね。



○大城侑朔選手(PG、99番、7年目)


 続いて紹介するのは、PGの大城選手。大城選手も7年目と長く八王子を支える選手ですね。


 大城選手の昨シーズンは48試合出場(22試合スターター)、平均15分出場、平均3.4得点、スリーポイント成功率は28.1%。



 過去のシーズンではベンチからの出場が多かった大城選手ですが、昨シーズンはスターターでの起用が増えた大城選手。その変化に苦戦してしまった部分があるのかもしれないですね。 

 

 2021-22シーズンでは38試合出場(4試合スターター)、平均20分出場、平均8.7得点、スリーポイント成功率44.9%(B3リーグ1位)と素晴らしい成績を残しています。


 大城選手にマッチする起用法での活躍が八王子の上位進出のカギになりそうですね。



○高橋幸大選手(PG、30番、2年目)



 昨シーズン、鹿児島レブナイズから八王子へやってきた高橋選手。


 移籍後1シーズン目ながら、昨シーズンは52試合全てに出場(うち32試合スターター)。さっそく、八王子に欠かせない戦力となりました。


 2022-23シーズンは平均21分出場、平均8.8得点、スリーポイント成功率は38.3%、フリースロー成功率は86.6%(リーグ3位)



 大金選手、大城選手、高橋選手とスリーポイントを武器に出来る選手がそろっているので、八王子のスリーポイント連打は大きな武器になるかもしれないですね。




○ジュフ伴馬選手(PF、23番、3年目、帰化選手)



 ここからはフォワード・センター陣の選手の紹介です。


 まずは、ジュフ伴馬選手。2022年に帰化をされていますね。拓殖大学出身で、八王子に縁がある選手ですね。


 過去の2シーズンでは、平均で20分程度の出場、平均得点は約10点、平均リバウンド約5本と安定した成績を残しています。



 また、昨シーズンのスリーポイント成功率は32.3%と、外角のシュートも伴馬選手の持ち味ですね。93本打っているので、チームとしても選択肢の1つになっていそうですね。



 伴馬選手も外のシュートが打てると、他のインサイドの選手にスペースを作ってあげられますね。



○TK・エドギ選手(PF、1番、新加入)



 続いては新加入の外国籍選手。TK・エドギ選手が今シーズンより八王子に加わります。


 203cm、103kgのエドギ選手。昨シーズンはブルガリア1部のBeroe、スイス1部のStarwings Basketでシーズンを過ごしたようです。昨シーズンのスタッツを参考にのせておきます。


【Beroe:ブルガリア1部】
 ・20試合出場、平均24.6分出場
 ・平均得点:12.8
 ・平均リバウンド:6.2
 ・スリーポイント成功率:22.4%

【Starwings Basket:スイス1部】
 ・11試合出場、平均39.0分出場
 ・平均得点:22.4
 ・平均リバウンド:9.0
 ・スリーポイント成功率:30.0%


 平均39分出場って、体力面は大丈夫なんですかね・・・すごいタフですね・・・。


参考にしました。



○タレン・サリバン選手(SF、5番、新加入)



 2人目の新加入外国籍選手、タレン・サリバン選手。198cmとなっていますが、SFの選手のようですね。


 昨シーズンはスロバキア1部のLucenec、その前のシーズンはドイツ2部のArtland Dragonsに所属していたようです。参考に2シーズンのスタッツを載せておきます。


【Lucenec:スロバキア1部】
 ・13試合出場、平均28.8分出場
 ・平均得点:13.7
 ・平均リバウンド:4.9
 ・平均アシスト:2.7
 ・スリーポイント成功率:33.3%

【Artland Dragons:ドイツ2部】
 ・30試合出場、平均25.7分出場
 ・平均得点:10.9
 ・平均リバウンド:3.6
 ・平均アシスト:2.2
 ・スリーポイント成功率:37.6%


 エドギ選手同様に、スリーポイントも打てるタイプのフォワード選手のようですね。198cmのSF登録のようなので、伴馬選手の重要性が更に高まりそうですね。


こちらも同じサイトを参考に。誰が編集してるんだろう?どなたかわかりませんが、お世話になってます。


○レイクス注目選手:デイビッド・ドブラス選手



 今回はレイクス向けの記事なので、ドブラス選手だけ1人でコーナーを持ってもらいます。


 レイクスの試合を現地観戦した時、良対応してもらったから好きなんですドブラス選手(ちょろい)。


 まあ、昨シーズン、レイクスで戦ってくれたドブラス選手の事は皆さんご存じかと思いますが、せっかくなのでここで振り返っておきましょう。


【滋賀レイクス】
 ・29試合出場(24試合スターター)
 ・平均20分出場
 ・平均得点:9.4点
 ・平均リバウンド:6.1
 ・フリースロー成功率:81.5%


【八王子ビートレインズ】
 ・14試合出場(2試合スターター)
 ・平均22分出場
 ・平均得点:18.0点
 ・平均リバウンド:8.9
 ・フリースロー成功率:78.4%


 レイクスでも電撃契約で加入してもらってから、ずっとインサイドで体を張ってくれたドブラス選手。八王子に来て、平均得点・リバウンド共に大きく伸ばしています。チーム最年長・最高身長(209cm)ですので、文字通りの大黒柱ですね。


 2022-23シーズンのB3リーグで平均18得点は、個人成績ではリーグ7位に相当する得点力のようですね。



 今シーズンの八王子は、他のインサイド陣が200cm前後の選手なので、インサイドでのタフな戦いが求められそうですね。



 体にだけは気を付けてがんばってほしいですね・・・ほんとにケガだけはしないでほしいです・・・。がんばれ、ドブラス選手。


 レイクスの選手達にはドブラス選手に、今シーズンB1昇格を果たすだけの力があると思ってもらえるような試合をしてほしいなと思います。



○まとめ



 ・シーズン開幕直前、天皇杯を良い形で戦ってほしい
 ・PGの選手のスリーポイントには要注意
 ・ドブラス選手にB1復帰が出来ると感じてもらえる試合をしてほしい


 レイクス・八王子どちらも好きなチームだから、個人的には非常に楽しみな試合です。ケガなく良い試合をしてほしいです。


 がんばれ、レイクス。がんばれ、ドブラス選手。もうみんながんばれ。

 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?