見出し画像

経験からしか得られない

おはようございます。
社労士&診断士のたけちゃんです。
今晩は、カマタマーレ讃岐対FC琉球のビッグマッチがありますね。
今回は、そんなビッグマッチとは関係なく経験からしか得られないについてお伝えしていきます。


知らないから知っている

クライアント企業の労務担当の責任者の方がお休みにはいります。
そこで新任の労務担当の方々を対象に勉強会をすることになりました。
内容としては採用〜退職までの労務管理に必要な基本知識です。

労働法のこと、保険料の計算、最近のトピックスを勉強会でお伝えしました。

20年以上労務管理の仕事をしている私の中では当たり前のことなのですが、新任の担当者の方にとってはそういうことなんですねの連続のようでした。

ホメオスタシスの知らない→知っているの知識の壁を超えているところです。

ホメオスタシス(人や組織の成長ステップ):
知らない→知っている→やってみる→わかる→できる→している

やってみるからわかる

今回、勉強会をしてみて本当によかったなあと思いました。

新任の担当者の方々とコミュニケーションを取るきっかけになったこと、最低限の知識や考え方を理解して貰えたこと、責任者がお休みに入ることで不安に感じていることなどが分かったからです。

あとテキストのスライドの順番を変えた方が伝わりやすくなるなとも思いました。

やってみることではじめてわかるわけです。

経験学習サイクル

それと同じようなニーズは多いかもなあ。
人材難もあり他の企業でも当てはめることができるかもなあとも考えました。

これぞ経験学習サイクルです。

経験学習サイクルとは、経験から学び成長するためのフレームワークで、以下のサイクルを繰り返していきます。

具体的経験

振り返り(内省)

教訓を引き出す(自己概念化)

応用する(新しい状況に適用する)

具体的経験

ちなみに今シーズンのカマタマーレ讃岐は、前半の早い段階で失点を繰り返すといった具体的経験からまだ教訓を引き出せていないようです。
もしかすると1点取られても3点取れば良いと内省しているのかも知れませんが。。。

一緒に成長していく

コロナ渦でZOOMなどのITツールがどんどん進化しています。
単に知識を得るだけならYouTubeで十分です。

でも仕事としてできるレベルになるには不十分です。

知らない→知っている→やってみる→わかる→できる→しているのステップがあるからです。

不安に思っている感情面も解消しながらステップを踏んでもらう・経験学習サイクルを回すのは人間だから支援できる部分なのでしょうね。

そためにこのクライアント先では毎月1回の相談の場を設けています。
クライアントも自分も一緒に成長していきたいですね。

PS:もしご希望があれば約2時間で労務管理の超基本的知識を身につける勉強会をやります。
まずは知らないから知っているが初めの第一歩です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?