声掛けの言葉選び、小児リハから
小児のリハビリに携わる時、言葉選びに慎重になります。
たとえば、ブロックを片付ける練習をする時
①「○○君、ブロック箱に戻そうか?」
②「○○君、ブロック 30秒で何個入れれるかやってみようか?」
①では動かない子が、②だと動くことがあります。
これって、実は大人でも一緒ですよね。
簡単な例だと
①「○○さん、歩行練習しますよ」
②「○○さん、お花をみに散歩にいきましょう」
やることは歩く行為で一緒です。
でも、やってくれる確率は断然②番が高いです。
仕事では、こんな感じの経験を多くすることで、日々の声かけがレベルアップしていることを感じる、中堅理学療法士ですが。
家に帰ると、まだまだぺいぺいの父親です。
「宿題やったの、いつやるの?」
「洗濯するもの出してないじゃない、洗濯機にいれてきてよ」
命令口調で、子どもの感情を逆なでしてますよね。
この点、妻は声掛けがうまいなと感じることが
「今日、何教えてもらったの、お母さんに教えて」
「今から洗濯機まわしま~す。きれいにしてほしいものがあったら持ってきてください」
おそらく、声掛けのプロや専門家からしたら、もっと上手な方法ありますよって言われるかもしれませんが、実際の現場はこんな感じでも動くことが多いです。
育児で鍛えられる能力は、仕事に活かせますよ
とよく言われますが。
逆の方が、私としては実践しなければと思う今日この頃です。
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