五月病とプロ野球
GW真っ只中、いかがお過ごしでしょうか。
今年はなかなか遠出も出来ませんが、それでも長期連休は誰しも嬉しいものです。
しかし、同時に聞こえ始めるのが"五月病"という言葉。
特に4月に入社・進学された方は不安が大きいのではないでしょうか?
25年というささやかな人生経験しかない僕ですが、
学校も社会人も1年目に関してはやはり初夏から秋口にかけてしんどい時期が集中していたように思います。
その中で考えた僕なりの自分の慰め方?のようなものを書いてみようと思います。長くなってしまうので、ここでは社会人に絞ります。学生さんもご自身の環境に置き換えてみてください。
1年目に与えられる環境は選べないものが多いと思います。
というか、選べないものがほとんどだと思います。
社会人なら配属先、先輩、細かい部分では職場での席の位置とかもそう。
そして、その中で評価されて、だいたい何かしら上手くいかないことがあって悩む。
しかし、そもそもほとんど自分で選べない中で巡り合った環境で結果を出せないことにそこまで落ち込む必要があるでしょうか?
これってプロ野球のルーキーと同じだと思います。
12球団のどこから選ばれるかはくじ引き、ポジションも自分の専門に空きがあるかは運次第。それでもプロ野球選手の方がはるかに選択肢は少ないと思います。
球団は12分の1、ポジションは9分の1(ピッチャーなら最初から1分の1)
一方、僕たち一般の社会人はどうでしょうか。
調べてみると日本の株式会社の数は2021年現在で223万社、上場企業だけでも3,800社あるらしいです。しかもこれはあくまで"株式会社"だけ。
"会社"の数は天文学的数字になると思います。
つまり、今、目の前にある"フィールド"は223万分の1。
さらにそこから営業やら経理やらの"ポジション"に分かれます。
何が言いたいの?と思われたでしょう。
僕が言いたいことは、今自分がいるフィールドは223万分の1の中のさらにいくつもあるポジションの1つだと言うこと。
そこでうまくいかなかったら自分はダメな存在なのでしょうか?
他の選択肢も星の数ほどあるのに。
もっと言えば簡単ではないかも知れないけど、
フリーランスとか、何か手に職をつけるとか"違う競技"もあるのに。
一度肩の力を抜いて深呼吸してみませんか?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?