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コロナで会うのを自粛したカップルがその後どうなったのか


別れるんですね~。
1年4ヶ月付き合って別れるんです。

以前書いた記事(上記参照)があまりに良い雰囲気だったのでぶち壊してしまうのも居たたまれない気持ちですが、人生いろいろ。別れを切り出されました。理由の詳細は割愛しますが私の仕事に関係することです。その部分は変えられる事ではなく、好きな気持ちはありつつ別の道をお互い歩む事に。

ちなみに記事を書いた一ヶ月後です。いやーいたたまれない!

しかし、切り替えの速さが尋常ではない私は、めちゃくちゃすぐに前を向きます。ここが自分の良いところです。
過去は過去。どうにもできないのです。それでも過去を、起きた出来事を、どのように捉えるかは今の自分が決められます。短い人生ですから、楽しく出来る限り明るくいつでも笑っていたいのです。諸行無常を胸に生き、いつでも後悔のない一日であるよう心がけている私の辞書に「未練」という文字はありません。

そして別れた事をネタにすること3ヶ月。

「最近彼とどうですか?」
「別れました!」
「まじで!?仲良かったのにどうして?」
「これが、話すと長くなるんですよねぇ」
「じゃあご飯しながら話します?」

新しい恋の芽吹きだ!!

仕事で関わる事のある人なんですが、私はその彼が少し前から気になっていました。
ふと思ったのですが、大人になってから「好きになる感覚を忘れた」という言葉を聞きます。私も”気になる”という感情が好きなのか否かは分かっていませんでした。ただ、「あの人を見かけるとテンションが上がる」という事実があったのです。この先何度「人を見かけてテンションが上がるだろう」と思い、もっと関係を深めたいと考えていた矢先、向こうからのナイストス。すぐに連絡先を交換し、プライベートなやり取りがスタートしました。

それから10日後。
すぐに約束を取り付けた私は、彼とお昼を食べに行きます。
日曜の昼がり、渋谷ハチ公前での待ち合わせ。話すのが楽しくてお互いトークが止まらず、お昼ごはん食べて、散歩して、アイス食べて、散歩して、お茶飲んで、散歩して、あっという間の夜。

ほぼ半日過ごして気づいたことは「あ、恋愛対象として見られてないな」でした。目の前は綺麗な夜景が広がっているのに、隣にいる彼は相当俗っぽい話題を繰り広げています。彼の名誉を守るために具体的には記しませんが。

「そろそろ帰りますか」

時刻は23時過ぎ、彼からの提案。このチャンスを逃したくない。私は思い切りました。

「もうちょっとだけ話したいんですけど。今日って、どんなつもりで過ごしてくれてましたか?」
「どんな」
「私はデートだと思ってました」
「……それって、つまり、そういうこと?」
「そういうことです。付き合いませんか?」

LINEを始めてから10日後のことです。初デート、告白、成就。
そしてそこから1年が経ち、この度結婚します。
まじでします。プロポーズは、北海道旅行中、宿泊してるホテルで私がパソコンを広げて仕事をしているところでした。感動的ではなかったけど楽しい笑える記憶として刻まれています。
本当はいい夫婦の日に入籍しようと思ったのですが間に合わず。年内でいければいいのだけども。

彼といるととても楽しいです。毎日存在を褒め、出かければ手を繋ぎ、飽きることなく彼の写真や動画をとって保存しています。婚約中だから婚約者になるのか。短い人生の中でもかなり短い期間しか使えない「フィアンセ」の文字!ここに刻んでおきたいと思います。愉快な響きです、フィアンセ。ちなみに仕事場でフィアンセと一緒になっても今のところ他人行儀で過ごしています。それも愉快です。

ということで、恋愛をさんざんネタにしてきた私ですが、2022年で納めたいと思います。ありがとうございました!


【結論】
コロナで会うのを自粛したカップルはその後別れ、新しい恋を実らせ、まもなく結婚しそう。

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