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伏線を張り伏線を回収する

人生とはーー。

そんな格言は数多くある。

『人生とは選択の連続である』
ウィリアム・シェイクスピア
『人生は、恐がりさえしなければ素晴らしいものになる。人生に必要なものは、勇気と想像力。それとほんの少しのお金だ』
チャールズ・チャップリン

格言というのは、時代を経ても色褪せないもの。
どれもいい。けれど、折角だから自分で考えたい。
さて、自分が考えるなら何になるだろう。

人生とはーー。

僕はこう提唱したい。

『人生とは、伏線づくりである。』

・・ん、いや、伏線回収もあるな。

『人生とは、伏線を張り、伏線を回収することだ』

よしよし、いいではないか。
長いけど、まあいいではないか。

いま、ここに書いてるnoteも、
もしかしたら伏線となって、
未来の僕や誰かに繋がり、
伏線回収されるかもしれない。

小説では全てを描くことはできない。
朝起きて、顔を洗って、歯を磨いてなんていちいち書かない。
必要なシーンだけを切り取って、繋ぎ合わせて、小説というものは出来上がる。

僕の人生が小説だとしたら、
もしかしたらこのnoteを書いているシーンが切り取られているかもしれない。
そしてそれは伏線を張っていて、終盤で伏線回収されるかもしれない。

そう考えると、全ての行動は、未来の自分に対するメッセージとなる。
未来の僕は、見事な伏線回収に驚くかもしれない。
これがここにつながるのかと、驚きのあまり笑っている自分を想像すると楽しいではないか。


そんなことを思いつき、ドヤ顔で友人に話したら、スティーブジョブズの Connecting the dots じゃないかと指摘を受けてしまった。

ジョブズの伝説の卒業スピーチというものがあり、
そこで「点と点をつなぐ」ことが語られているらしい。

Connecting the dots とは、過去の経験が、その当時は思いもよらなかったことに活かせる状況を指すようだ。

『繰り返しですが、将来をあらかじめ見据えて、点と点をつなぎあわせることなどできません。できるのは、後からつなぎ合わせることだけです。だから、我々はいまやっていることがいずれ人生のどこかでつながって実を結ぶだろうと信じるしかない。運命、カルマ…、何にせよ我々は何かを信じないとやっていけないのです。私はこのやり方で後悔したことはありません。むしろ、今になって大きな差をもたらしてくれたと思います。』
スティーブジョブズ

なるほど。
自分独自の考えというのは、なかなかに難しいらしい。

点と点をつなぐ。
伏線を張る。

表現は何であれ、今の行動が未来につながることを考えるのは、わくわくするものだ。
未来の自分のために、色んな伏線を張っていきたい。


というところまで考えて、ふと思う。

Connecting the dots は、過去の経験が、その当時は思いもよらなかったことに活かせる状況を指すのであり、
「将来をあらかじめ見据えて、点と点をつなぎあわせることなどでき」ないようだ。
けれども、将来良い方向になりうるように、
意図的に行動することはできないのだろうか。

現在の行動が未来に影響を与えるならば、
未来が幸せになるよう、いい変化を起こすこともできるのではないか。

ようやく、自分が考えていきたい本題となる。
そして僕自身まだ全く仮説もないので、
筆も遅くなりそうだ。

それでも折角なので考えていきたい。

いい未来というものは意図的につくれるのか。

次回は、これについて考えていきたいと思っている。

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