takefaraway

ライターのようなエディターのような。フリーランスのようなフリーターのような。

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マガジン

  • ぐーたらワーママの 主婦川柳

    掃除ができません。料理も好きではありません。食器洗いは嫌いです。でも夫と子がいたら「主婦」と呼ばれます。

  • バリキャリママになりたいとは思ってなかったけど。

    いろいろ思うようにいかないものです。

最近の記事

心療内科に行ってみたら、廃人になった

オーバーワークで壊れた自分。すがる思いで行ったのは、大きなターミナル駅の近くに建つビルの中の、コギレイな心療内科。 受付にはキレイなお姉さんたちがにこやかに立っていました。待合室には、手首におびただしい傷がある人や、明らかに挙動が落ち着かない人たち。ついに足を踏み込んだなーと思ったものです。 その病院の小太りで汗っかきの医師は、まるで患者(私)を見ずに、ずーっとパソコンの電子カルテをカタカタとやっていました。信用ならないなーと思いながらも、頼るしかありません。週に1度の通

    • 気づいたら、サークルクラッシャーみたいなことになっていた

      “恋人のような人”ができました。 それからあまりときを空けず、既婚の“ちょっと遊ぶ人”もできました。 その奥さんも含めた登場人物4人が知り合いという狭い世界でのできごとです。同棲していた恋人と別れてからしばらくして、20代後半のころでした。 落ち着いて考えれば、やっていることがメチャクチャです。イップスを発症してから多くのテニス仲間とも距離をおいていました。恋人との別離・友人と疎遠になったことによる孤独。オーバーワークの疲労。もう頭がおかしくなっていたとしか思えません。

      • おひな様 晩婚化だしと 仕舞われず

        • おつかいで 鶏肉頼み なぜファミチキ

        心療内科に行ってみたら、廃人になった

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        • ぐーたらワーママの 主婦川柳
          2本
        • バリキャリママになりたいとは思ってなかったけど。
          5本

        記事

          仕事から逃げられない、会社を辞められないなら、電車に轢かれればいいと思った

          “イップス”を知っていますか? スポーツの集中する場面で、極度な緊張から思うようにプレーができなくなる症状。有名なプロゴルファーや野球選手でも悩まされる人がいます。 (このノートはスポーツの話ではないです) 20代半ば、趣味のテニスで知り合った恋人と同棲していました。本当に本当に幸せだったけど、同棲から1年足らずで別れることに。そのころから、メンタルの不安定さをたびたび感じることがありました。 恋人が怒ったことで、呼吸が乱れるほど泣きました。別れたあと事務的な手続きで会

          仕事から逃げられない、会社を辞められないなら、電車に轢かれればいいと思った

          底辺スタートからバリキャリ女子へ––そして何かが壊れはじめた

          サボテンも枯らすような生活だった、20代後半。 それが充実だと思っていたのは、今思えばただの正常性バイアスだよね。 そもそも、私の大学生活は落ちこぼれでした。 そして同じようなリクルートスーツに身を包むことに猛烈な抵抗を覚え、まともな就職活動をしなかったのです。まぁこれは、単なる逃げ口上なのだけれど。だって “同じようなリクルートスーツ”を着ない就職活動の方法も、きっとあったはずだから。それを探ろうともせず、現実や自分に向き合おうともせず、逃げたのでした。 そして知人の紹

          底辺スタートからバリキャリ女子へ––そして何かが壊れはじめた

          仕事はハードだけど楽しい。いつか子供も欲しい。でも産んだら続けられないかも、という女性たちへ。

          都内の広告制作会社で働いていたのは、20代後半から30代前半まででした。 若いスタッフが多い会社で、自分はすでに中間管理職の立場。ネイルをきれいに装飾し、おしゃれな人たちが行き交う街を風を切ってカツカツ歩く。地元の短大に進んで高校時代の同級生と結婚し、ママとなっている友人からは「なんかカッコイイ」と言われるようなプロフィールです。 いやでもね、現実はまるでカッコヨクなんかないから。 “好きでやってるんでしょ”という、やりがい搾取前提のブラック業界。代理店からのありえない

          仕事はハードだけど楽しい。いつか子供も欲しい。でも産んだら続けられないかも、という女性たちへ。