絵本探求ゼミ第4期 第2回講座振り返り

 絵本探求ゼミ第4期が初受講の私にとって、全てが新鮮な学びである。ミッキー先生がチームごとにシエアした課題本に対する講評に感動でした、その場で出てきた絵本全てを解説していました。その中で心に残った翻訳家ごとに振り返りしようと思いました。

瀬田 貞二(せた ていじ、1916年4月26日 - 1979年8月21日)は、日本の児童文学作家・翻訳家・児童文学研究者。
俳句のような古めかしい日本古来のリズムを大切にしてきた。オノマトペの使い方に定評がある。残酷な表現を残している。例えば、狼は死んでくれないとヤギのファミリーは安心できないので「おおかみ しんだ!」と表現している。
『おおかみと七ひきのこやぎ』グリム童話
      フエリクス・ホフマン絵 せたていじ訳 福音館書店 1967年

光吉 夏弥(みつよし なつや、1904年〈明治37年〉11月20日 - 1989年〈平成元年〉3月7日)は、日本の翻訳家、絵本研究家、舞踊評論家。

石井 桃子(いしいももこ、1907年3月10日 - 2008年4月2日)は、日本の児童文学作家・翻訳家。位階は従四位。日本芸術院会員。

谷川 俊太郎(たにかわ しゅんたろう、1931年(昭和6年)12月15日 - )は、日本の詩人、翻訳家、絵本作家、脚本家。 東京府(現:東京都)出身。
ひらがなの多い、分かりやすく短い易しい言葉がリズム良く、体言止めされているのが特徴

今江 祥智(いまえ よしとも、1932年1月15日 - 2015年3月20日)は、日本の児童文学作家・翻訳家。 1999年に紫綬褒章を、2005年に 旭日小綬章受賞 
 講談のリズム

柴田 元幸(しばた もとゆき、1954年(昭和29年)7月11日 - )は、日本のアメリカ文学研究者・翻訳家。東京大学名誉教授。
 村上春樹の英文チェッカー、英語力がかなり高い、翻訳家として超一流

千葉 茂樹 (ちばしげき、1959年ー)北海道生まれ。国際基督教大学卒業後、児童書編集者を経て翻訳家に。北海道札幌市在住。
 原作に寄り添った丁寧な訳、作品も丁寧に拾っている、信頼できる

今回このゼミを受講しなければ、申し訳ないけど、翻訳家に注目することなどしませんでした。
ここに書いたのはほんの一部で
まだまだ多くの訳者の方がいらっしゃいます。

が、、私にとっては訳者の方に目を向けられたこと、ほんの少しでも特徴を知れたことが大きな一歩です。

何回も書いていますが、深い深い海の底に漂っています。
でも楽しい学びなので漂っていても、ワクワクしています。

私がこのゼミの期間で探求するのは、力量的にも時間的にも到底無理なことなので

これを機会にゆっくりと紹介された本を読んだり、資料を探して掘り下げたりしたいと考えています。

読書週間ということもあるのか

最近、読書や読み聞かせの話題が報道で取り上げられていることを大変嬉しく思います。

特に絵本の読み聞かせをしている様子が映ったりすると、最近2歳の孫にせがまれ読み聞かせを始めた主人までもが、その映像を真剣に見ています。

私が長年やってきた活動は誇れることだし、これからも学びを続けていきたいと心から思いました。



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