エアネコレクター NEXT がもっと楽しく聴けるノート

こんにちは。ギタリスト、ギター講師の武田です。

今回はリリースしたアルバム、エアネコレクター　NEXTをより楽しむためのライナーノーツを書いていきます。エアネコレクターとしては２作目の作品です。

アルバムはこちらのリンクから各配信ストアにいけます。

内容がインストゥルメンタル作品の作品背景など楽しんで頂ければ嬉しいです。作曲者本人が書いてるので、まぁ間違いないですが、読んだ上で自分なりの曲の楽しみ方を見つけてくださいね。

１ Grage Band

コンセプトは18歳くらいの楽器始めたばかりの奴らが1年練習して初めて作った曲。イギリスの田舎の倉庫とかで、練習してる感じのバンドの曲。

熱量重視って感じですね。作曲時間はすごく短くて10分とかくらい。コロナ自粛期間中にアルバム作るぞと決めた時に作りました。なので、収録曲の候補からは唯一ライブでまだやってない。ライブで聴けたらラッキーかもね。

使用ギターはギブソンレスポール、マーシャルという王道の組み合わせ。マーシャルの歪みを楽しんでください。

２ NEXT

アルバムタイトル曲。1st作品の続きみたいな感じの曲を作りたかった。聴きやすいインスト曲ってのもすごく好きでポップスぽい感じに仕上がってます。次へ次へ前向きになれる気持ちになれば嬉しい。

使用ギターはフェンダーストラトキャスター。１曲目のレスポールとは全然違うもう一つメインギターサウンドです。

コードも実は結構簡単なので、楽器をやってる人はコピーしてみてね。CDを買ってくれた人には譜面が特典ですよ。（枚数限定）

３Morning

和訳すると朝。こう言う時に英語タイトルはカッコいいから便利だね。

ブルースとファンクを混ぜたような曲だね。イメージはタイトル通り、朝起きてから、家を出るまでの時間、２度寝したり、顔を洗ったりしながら過ぎていく時間。結局、会社や学校にやる気を出して行くかみたいな。

こんなイメージを持ってると、結構曲の組み立ての助けになるんだよね。（あくまでも個人的感覚です）

4P.D

PDはピンポンダッシュの略です。子供の頃やったイタズラをテーマにしてみた曲。ライブとかだと色んなアレンジでやってたけど、リリースではこの形に落ち着きました。

曲中のピンポンサウンドはキーボードで出してます。イントロのベースリフを最初に思いついて、そこからメロディや構成を膨らませて仕上げました。ずいぶん壮大かつ変な？ピンポンダッシュですが、イメージしながら聴いてみてください。きっと自分なりのイメージを重ねられますよ。

ギターサウンドにはワウペダルが結構掛かってます。FULLTONE社のCLYDE Wahを使用しました。メロディやソロは最後のリフはレスポール。コードはストラトを使用しました。曲やパートによってギターを変えるのも結構効果的。

5 MOUSOU MOONSAULT

変なタイトルだね。意味はないよ。最初はドラムソロの曲って呼んでました。なぜならば、ドラムソロが曲中にあるから。ギターのソロばかり目立ってもしょうがないし、とにかくドラムソロが入る曲を作ろうと思ったらこうなりました。ドラムソロ中は休憩できるというけしからん考えもあった。

コードはほぼ1コード。Dm7だけ。これもワウペダル めっちゃ使ってるね。機材で作る世界観ってのも必ずあると思います。

ファンクをロックぽく演奏するっていうのを具現化した感じかな。レニークラビッツとか好きでした。

６ Life Is Beautiful

最後はバラード。これは結構意図的に作った曲。展開で盛り上がる感じを楽しんでくれたら嬉しいです。コード進行を多くすることで、景色作りをしました。タイトルはlife is beautifulにしたけど、もう、自分が思った曲名でタイトル付けちゃってください。歌詞がない分、その辺は自由なんですよね。

イントロからアコースティクギターを隠し味的に入れてあります。使ったのはギブソンJ45。エレキのメインはフェンダーストラトキャスター。やっぱ最後はストラトサウンドで締めくくる。

サビの後のギターソロで、よく聞くと、サーって音が聴こえるんだけど、あれはアンプの音。歪ませたアンプでギターのボリュームを下げるとしっかりアンプの音も拾えるよ。あれをノイズって思う人もいるかもしれないけど、真空管のギターアンプってあんな感じなんですよ。こんなところも音楽的に成立してるし、人間味があっていいじゃない。

配信またはCDで聴けます。

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