共通テスト
いよいよ共通テストがせまってきました。
この共通テスト、国公立大学だけのものと思われがちです。
しかし、最近は私立大学でも「共通テスト利用」という受験方法があります。なんだかよくわからないですよね。
そもそも
共通テストは国公立大学を志望するときには5教科7科目を受験しなくてはなりません。この共通テストの得点と、大学独自の「二次試験」の得点の合計で判定されるのが一般的です。
共通テストを受験したあと、自己採点をして志望する大学に出願します。うまくいかなかったときに備えて、志望校も何パターンか用意しておくとよいですね。
ただし、二段階選抜といって共通テストの成績いかんによって二次試験の受験者をあらかじめ絞る、いわゆる足切りを実施する大学もあるのでそちらも事前に調べておきましょう。
二次試験
各大学の二次試験は「前期日程」と「後期日程」に募集人員を振り分ける方法で行われます。
受験生はそれぞれの日程に1校ずつ出願できます。同じ大学、同じ学部を2回受験することもできますし、違う大学、学部を受験することもできます。
ここで注意することは、「前期」で合格して入学手続きを行うと、「後期」を受験しても合格の権利はありません。そのため、第一志望校は前期で受験することが必須です。また、前期日程と後期日程の募集人員の割合は8:2で圧倒的に前期日程を中心とした仕組みになっています。最近では後期日程を実施しない大学も増えてきています。
私立大学では・・
一方、私立大学の「共通テスト利用」の場合は各大学が個別に教科を指定しているので、例えば文系なら英・国・社だけ、など国公立より少ない科目ですみます。ですから、試験科目によっては、複数の大学に出願できますし、その分受験料も抑えられます。
しかし、この方法での募集定員は少ないので難易度が高くなるのは言うまでもありません。ですから、私立大学の場合、共通テストではワンランク、ツーランク下げたところで確実に合格を勝ち取ってから、本命大学の受験に臨んだ方が精神的に楽になるでしょう。
ここまできたら、あとは体調管理。
もう一息です!
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