見出し画像

伯父のお葬式

伯父の葬儀に参列するため、昨夜はK市のホテルに泊まりました。

いつもより早く寝たためかなかなか寝付けず、
夜中に何度も目は覚めましたが、まあ、それなりに眠れたようです。

モーニングバイキングの入場が9時半までなので、9時20分頃入場。
(私が最後でした)

それから部屋に戻ってバタバタし、9時58分にチェックアウト。
(10時までです)

朝はどうしても、綱渡りになってしまう私です(^_^;)

ホテルから会場までは10分くらいなので、
車の中でちょっと時間をつぶし、近くのコンビニでコーヒーを買い、
会場へと向かいました。


会場はこぢんまりとした、家族葬専門の
アットホームな雰囲気のところでした。

従姉妹のKお姉ちゃんやYちゃんに挨拶をしたあと、
10何年かぶりに伯母に会いました。

「伯母ちゃん!お元気そうで良かったです!
 けれど、寂しくなられて・・・」
「歩ちゃん、遠くからありがとうね・・・」

伯母は笑顔で私の手を握りしめてくれました。

伯父は、近くに住む従姉妹(娘)の家に行く途中転倒し、
そのまま救急車で運ばれて入院しました。

入院中に認知症になり、従姉妹(娘)が行っても反応はあまりなく、
寝たきりの状態が1年以上続いていたそうです。

その間、毎週病院に足を運ぶK姉ちゃんは
どれほど辛かったことかと思います。

元気だった頃の父も
「兄貴はどうしよるかのお。気の毒やのお」
と心配していました。

「むこうで(伯父と父と)仲良くおしゃべりするやろうねえ」
と伯母さん。

「伯母ちゃん、きっと二人で仲良くお酒を飲むと思いますよ」
と私は言いながら、涙がにじみました。

祭壇の伯父の遺影は、やはり父に似ています。

棺の中で眠る伯父の顔は、とてもきれいでした。

その後、O市から従姉妹のY姉ちゃん、T兄ちゃん、T姉ちゃんも
到着し、お葬式が始まりました。

お葬式と初七日法要あわせて1時間ほどで終了。
(今はこういうかたちもあるのですね)

火葬場に移動して最後のお別れをした後、
私とO市の3人の従姉妹は、お弁当をいただいて帰りました。

3人の従姉妹は明日仕事なのと、私よりも遠いので、
もともとお葬式が終わったら帰ると言っていました。

私は最後まで残るつもりでしたが、伯父の娘さん達一家の中に
私だけいても逆に気を遣わせてしまうだろう、
と思って帰ることにしました。

最後にもう一度伯母に挨拶をして、
O市の従姉妹と一緒に火葬場を出ました。


予定よりも早くK市を出たので、14時ちょうどに帰宅。

お腹が空いたので、いただいたお弁当のお寿司を食べ、
残りは夕食のおかずに(^_^;)
(ダイエット中の夫にお寿司は食べさせられないので)

それから父(の遺影)に、お葬式の報告をしました。

「お父さん、伯父ちゃんに会ってきたよ。
 お父さんによく似てたよ・・・・・」

そういったことを話していると、涙が流れました。
父(の遺影)は穏やかな目で私を見つめています。


お泊まりの荷物を片付けた後、間に合いそうなので、
信用金庫に母の入院費をおろしに行くことにしました。

15時前に信用金庫に着き、母の口座から無事下ろしました。

両親はカードというものを作っていなかったので、
こういうとき不便です(-_- )

それからお茶を買い、母の病院へ。

車の中で伯父のお葬式に行ったことを手紙に書くと、
洗濯物とお茶と一緒にスタッフさんに渡しました。


夜、久しぶりに父の祭壇に火を灯しました。
焼酎のろうそくに。

柿ピーを二人分にしました。

生前は、祖父母(両親)のことでわだかまりもあったようですが、
今はそれも消えていることでしょう。

一緒に仲良くお酒を酌み交わしているといいなと思っています。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?