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原付バイク整備

職場の方が通勤用に原付バイクを探していたので知人経由で仕入れてきました。

ヤマハのビーノ(初期型2スト)
5月に中古でバイク店から買った人が急な引っ越しの為に手放したものらしい。
店側が用意していた案内文?みたいのがあって読んでみると・・・
①バッテリーは新品
②プラグは近々交換した方が良い
③キックでエンジンを掛けないこと
→プラグがカブるから
みたいな感じに書かれてました。丁寧なお店だと素直に思いました。
その時までは・・・

こちらから自宅までは約70キロ。
時間は20時過ぎでゆっくり行っても3時間以内では到着する予定。
早速出発しましたが、運転して10分もしないうちに急にエンスト。
とりあえず明るい場所へ移動して確認する事に。
ガソリン満タン、オイル問題なし、セルは回る→けどエンジンが掛からない。
バイクのエンジン部分を確認すると何かブラブラしている???
見るとプラグコード!!外れていて、プラグが本来あるべき場所に何か四角い物体が。
触って直ぐにバッテリーだとわかりました。
意味がわからないまま、とりあえずは持参していた工具で分解してみることに(持っていて良かった)
見て一目瞭然でした!
何故かバッテリーがプラグコードの上に重なりケーブルが外れてました。しかも、プラグの電極がバッテリーの重みで変形して使えない。
とりあえず応急措置で・・・
①バッテリーをステップの方に移動
②曲がったプラグの電極をペン値で無理矢理戻しブラグキャップに差し込み何とか戻す
エンジンは掛かったものの電極が削れ接点が安定しないのか、急な減速と少しの坂でも息継ぎする感じに。
ここからが地獄でした。
スピードも安定しないし、坂道で何回もエンスト。
結局は、5時間以上掛かり何とか到着しました。

仕事が休みの本日、整備をする事に。
まずはプラグから。
外して驚きました。
ほぼ使用不可のレベル。
よく点火していたなぁ。としか思えないレベルでした。
次はバッテリー。
原因・・・デタラメな整備というか無理に型違いのバッテリーを装着してました。
正規品↓

今回、付けられていたモノ↓

中華製の安物でしかもサイズは倍くらい違うのを無理矢理に。
おかげでバッテリー収納ケースはコレを入れる為か切断されてるし、その割にはキレイに収まってない。
固定もされてなく、それが振動などで動いてしまったみたいです。

「あるモノで何とかする」がモットーなのでケースを再度形成し直して加工、デカいバッテリーが問題なく収まり動かないように固定しました。
フレームのサビも酷かったのでサビ止めスプレーを吹き付けて処理をして終了。
試乗してますが、現時点では見違える程良くなりました。

しかし、バイク店の整備の適当さにはさすがに驚きを隠せませんでした。
今回はエンストしたのが、明るい場所で工具を持参していたから難を逃れましたが・・・
機会があればバイク店に確認してみようかと思っています。

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