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債務免除の覚書をつくってみよう!【ひな形】

債務免除とは、債権者が債権を消滅させるということで、たとえば借りていたお金を帳消しにしてもらうことがこれにあたります。そんなうまい話があるのかな? と思いますが、実務上、こうした契約書が必要になることがあります。

ひな形を用意しておきました。コピーし、アレンジしてお使いください。

           債務免除の覚書

債権者〇〇〇〇(以下、「甲」という。)と、債務者〇〇〇〇(以下、「乙」という。)とは、乙が甲に対して負担する債務を、甲が免除することについて次の通り契約する。

第1条(債務の確認)
 乙は、甲に対し、平成〇〇年〇月〇日付金銭消費貸借契約書による債務残金〇〇〇万円の支払義務を負担していることを確認する。

第2条(免除)
 前条の乙の債務を、甲は、令和○○年〇月〇日限り、乙の金〇〇万円の甲に対する支払いを条件として、残債務を免除する。

本契約の成立を証するため、本書を2通作成し、甲乙各自署名捺印の上、
各1通を保有する。

令和 年 月 日

甲(債権者)

乙(債務者)

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