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街道の名残り

カバー画像は妙義山。カッコいいですね〜
群馬に入り、ぐんと道も歩きやすくなってきました。群馬の人は必ず暗記していると言われる上毛かるたにも詠まれた名山ですね。残念ながら紅葉の季節ではありませんが、新緑も美しいです。

ちなみに上毛かるたについては、KING OF JMK(上毛かるたの略)のサイトが詳しいです。妙義山は『も』の札で「紅葉が映える妙義山」です。1947年に考案されたのに「映え」が意識されているとは!

さて、今日は街道に残る往時の名残について。街道には様々な遺跡が残されています。宿場には本陣や脇本陣、旅籠に高札場などの建物や構造物があって、今もごく一部では残っていますし、跡の碑や案内板などが立っていることもあります。そして、街道全体には1里(約3.9km)ごとに一里塚という小高く盛られた土の上に目印となる木が生えている目印があったり、並木道がありました。

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この写真は往時の木がそのまま残っていると言われる安中の杉並木。風格がありますね。

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そして、こちらは碓氷関所跡。中山道の関所としては福島に並んで重要な関所で「入鉄砲に出女」を取り締まっていたわけです。

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そして、いよいよ明日は碓氷の峠越え。上の写真は坂本の宿場から刎石山を望む図。下の絵図は渓斎英泉の作とされる坂本宿の絵図。お椀を伏せたようなこの山を当時の人たちも見ながら歩いていたのでしょう。

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《マガジン|中山道音速スライド旅行》
https://note.com/takecomai/m/ma5c815b6b7ed

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