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読書感想文 No.2

中秋の名月の下、自宅のベランダで書く。
最近の気候はおかしい。
昼間は夏のように暑く、夜は少し肌寒い。
例年とは違うのか?ふと思った。

「降伏論」を読んだ。

こんなに早く読み終わった本ははじめてだ。
本書の内容の全て、元プロ野球選手の高森さんの経験談だ。

高森さんの文章は、簡潔な内容で誰もが経験したことがあるものだ。

だが、共感できない内容も多い。
例えば、思い立ったら熱が帯びているうちに、行動に移すというものだ。

言いたいことはわかる。
が、僕は常に慎重に行動するタイプで、行動を起こす際に、色々と考え込んでしまう。

その行動にどんなメリット、デメリットがあるのか。
リスクはあるのか。
お金がかかるのであれば、どれくらいかかるのか。

と考える。
例えば、日給10万円のバイトがあるとする。
誰もが一瞬、やりたいと思うはずだ、だが、すぐに怪しいと気づく。極端な例えになるが、高森さんはこの日給10万円のバイトをするということになる。

否定はしないが、時と場合によると考える。
悪く言えば、荒唐無稽に感じてしまった。

そして、本書の終盤は特に考えさせられた。
波動を感じ取れる者、直感の本質、波動のセンサーを開くには。
波動に関して少し興味が湧いた。
波動に関する書籍を読みたいと思った。

本書には、誰でも簡単にすぐに実行できるものしかない。
実験されたデータや解析もいいが、本書のような経験談は非常に単純明快で頭に入ってきやすい。

終幕

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